役立つ!学資保険で損をしない為によい保険の見分け方とは?

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子供の教育費を貯めるという目的で、学資保険は大変人気の保険となっています。しかし、一方で学資保険に加入する際にしっかりと確認せずに契約をしたばかりに損をしている人もいます。
学資保険で損をするのはどのような場合か、また損をしない保険の見分け方などを見ていきましょう。

【学資保険で損をする場合】
学資保険で損をするのは下記のようなケースです。
・払い込み保険料より満期金が少ない元本割れ
・早期解約によって損をする
・利率の低い学資保険を選択している
それぞれについて詳しくみていきましょう。

(元本割れ)
支払った保険料よりも、受け取る金額が少ない場合元本割れをします。例えば契約者が30歳の男性で、被保険者(子供)0歳、保険料月々1万円で、子供が18歳になるまで加入し、満期金210万円だとします。
支払う保険料の総額は1万円×12(カ月)×18(年)で216万円となります。満期金が210万円ですので、この保険契約の場合最終的に6万円の損をする事になります。このような保険を元本割れ保険と言います。

(早期解約で損)
では、次に早期解約により損をするケースを見てみましょう。保険会社や、保険の内容によって多少の違いはありますが多くの場合契約から8年~10年経過する前に解約をすると元本割れをして、損になります。
やむを得ず解約をする場合も、タイミングをしっかりと考える必要があります。

(利率の低い保険)
先ほどの満期金210万円、払い込み保険料216万円の保険に加入しているAさんと、全く同じ条件で返戻率の高い保険に加入しているBさんでは満期に受け取る金額に違いが出ます。
例えば、Bさんが返戻率110%の保険に加入していた場合払い込み保険料はAさん同様216万円ですが、満期金は237万6千円になり満期時には216,000円の得になります。

【学資保険で損をしない保険の見分け方】
では、損をしない保険を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか?現在学資保険の多くは返戻率110%~113%程度で推移しています。保険を検討する際には、返戻率は大きく関係してきますのでこの範囲内の物に加入するようにしましょう。
また、学資保険は長期間加入する保険ですのでその間に家計の状況も変化します。早期解約をすると元本割れになるのは、いつからかどの程度の損になるのかも各保険によって違いますので確認しておきましょう。

【まとめ】
学資保険は、教育費を貯めるのに有効な手段ですが営業マンに言われるまま加入したり、
あまり知らないまま契約をしてしまうと損になるケースもあります。
保険の返戻率や、満期金、払い込み保険料総額などについてしっかりと理解し、賢く選ぶようにしましょう。

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