学資保険か終身保険か迷った時!それぞれの特徴とデメリットを確認

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子供の教育費を貯める方法として、学資保険か終身保険を選択する人が多いのですが、正直どちらが良いのか悩む人も少なくありません。
どちらも長期間保険料を支払い続けるものですので、慎重に考える必要があります。それぞれの特徴やデメリットなどから総合的に判断していきましょう。

【学資保険と終身保険の特徴】
学資保険は、学資金を貯める目的で加入し子供の成長に合わせ入園時や入学時に祝い金が受け取れます。(保険契約によっては満期時に一括で受け取るものもあります)
学資保険には主に下記の様な特徴があります。

・返戻率が高い
支払った保険料よりも多くの満期金を受け取る事ができ結果的にお得になります。
現在105~110%の返戻率のものが多くなっています。

・貯蓄性に優れている
毎月保険料が口座から引き落とされるため、契約中は安易に資金を引き出す事ができず貯蓄性に優れているという面があります。

・払込免除制度がある
契約者に万が一の事があった場合、以降の保険料は免除され満期時には満期金を受け取る事ができます。
終身保険の主な特徴は下記の様になります。

・死亡補償が一生涯続く
補償が一生涯続き、契約者が死亡したり、高度障害になった場合の補償も手厚いのが特徴です。

・様々な用途がある
学資保険とは異なり、終身保険は老後の資金、葬儀資金など様々な用途に使えます。また保険料をすべて支払い払込が満了したら解約返戻金が増えるものもあります。

【それぞれのデメリット】
各保険の基本的な特徴は理解できたでしょうか?では、それぞれのデメリットについてもみてみましょう。

(学資保険のデメリット)
学資保険には、被契約者となる子供の年齢や契約者である親の年齢に制限があり、加入時期が限られます。一般的には子供の年齢が0~10歳前後までとなっており、契約者も60歳未満までと決められているところが多くなっています。
終身保険には、年齢制限等はなく加入する時期は自由に決められます。しかし、終身保険の方が途中解約をすると返戻率が大きく下回り70%程度となり、大きな損になることは覚えておきましょう。
学資保険の場合も途中解約は損になりますが、契約後数年絶てば、返戻率も上がり終身保険ほどの損にはなりません。

【まとめ】
いかがでしたか?それぞれの保険にメリット・デメリットがあります。保険によってどのような備えをしたいのか、いつ保障を得たいのか、用途や目的によって自身に合ったものを選ぶ事が大切でしょう。

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