学資保険 デメリットもメリット?

a7be62f04cf45b8015855dc9c89c9b50_s

はじめに

お腹の中にいる我が子は将来何になるのかな?
20年後には大学生になっているかな?
でも、そうなる頃には学費とかでまとまった額のお金がいるんだろうなぁ。

といっても、貯金は苦手だし、投資はやりたくないし・・・。
そんなあなたにおすすめしたいのが学資保険です。

もちろん、学資保険にはメリットもあればデメリットもあります。
ただ、デメリットの中には裏返せばメリットと言えるようなものもあるのです。
今回はそのあたりのことにもスポットを当てながら考えてみることにしましょう。

一般的なメリットとデメリットから見えるメリット

「生まれてくる我が子のためにできるだけのことをしてあげたい」と思うのは親の情ですよね。
ただ、子育てにはお金がかかります。
特に気になるのが学費。

義務教育や高校までは無償化がかなり進んできていますが、一番まとまったお金が必要になる大学となると無償化の対象となる世帯はまだ限られているというのが実状です。
つまり、多くの家庭では、我が子を大学に通わせてやるためのお金は自分たちで用意しておかないといけないということですね。

もちろん、貯金や投資が得意という人ならあまり悩む必要もないのでしょうけど、誰もがそういったことに長けているわけではありません。
また、あまりリスクを背負いたくないと考える人も少なくないはずです。
そういった方に向いているのが学資保険なのです。

この学資保険の代表的なメリットとしては、加入すれば口座から自動的に毎月の保険料が引き落とされるので半ば強制的に貯金ができるという点があります。これが貯金の苦手な人におすすめな理由です。

また、親(契約者)に万が一のことがあったときには、以降の保険料を支払わなくてもよく、そして満期になればちゃんと保険金が支払われるという点もよく言われるメリットです。

反対にデメリットとしては、途中で解約すると元本割れになる、あるいは受取額が最初から決まっているのでインフレに弱いなどの点がよく言われます。
しかし、これらのデメリットは見方を変えればメリットにもなります。

多くの人は、元本割れしてしまうのであればよほどの事情でない限り途中で解約することはやめようと考えるでしょう。つまり、このことは途中解約で損をすることに対する抑止力として働いてくれます。

また、受取額が最初から決まっているということは、保険会社が倒産でもしない限りはきっちりその金額は受け取れるということです。この点はリスクを嫌う人にとっては安心材料とも言えるのではないでしょうか。

加入を考えるならお早めに

このような学資保険ですが加入を考えているならなるべく早め、できれば妊娠中に行動をはじめることをおすすめします。

なぜなら、早めに加入した方が月々の保険料も安く、そして返戻率も高くなりやすいからです。また、出産直後は何かと忙しいもの。バタバタしている間にベストなタイミングを逃してしまうかもしれません。

最近では妊娠中から加入できる商品もありますし、せめてどの保険がいいのかの比較検討だけでも妊娠中にしておくのが安心です。
迷うようならまずは保険のプロに相談してみましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る