役立つ!将来設計シートの例から自分の人生設計を考えよう

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あなたは自分の将来設計についてどのように考えていますか?まだ若いから何も考えていない、なるようになる、と思っている人もいるかもしれません。しかし、人生には様々なトラブルやアクシデントが起こります。
その時に、自身を助けてくれるのはしっかりとした将来設計や人生の道しるべです。自分がどこに向かって歩いていけばよいのかを、知っていれば困難にも立ち向かえるのではないでしょうか。
実際にどのように将来設計を立てればよいのか、みてみましょう。

【将来設計の立て方とメリット】
将来の設計を立てる場合に、まず人生のイベントを書き出す事が必要です。就職、転職、結婚、出産、子育て、住宅の購入、親の介護、子供の独立、夫婦の老後などが主な人生のイベントになります。
これらを、いつ、どのような形で迎えるのか予想を立てましょう。
人生設計を立てることで将来がより明確なものになり、その為には今何をすればよいのかが具体的に見えてきます。
また、現在何となく日々を過ごしている人は目指すべき目標や、夢が出来る事で今をより充実したものにすることが出来ますし、時間を有効に使う事ができるようになるでしょう。

【将来設計の例】
では、ある男性の将来設計を例に見てみましょう。
大学を卒業後22歳で社会人となり、その後29歳で結婚をするシミュレーションを立てています。2年後の31歳の時に長男が生まれ、その2年後33歳で長女が生まれました。
家族4人で住んでいたアパートが手狭になり、34歳で住宅の購入を検討します。それから25年の住宅ローンを組み返済完了の目安は定年前の59歳としました。
また子供が産まれたと同時に、それぞれ500万円の学資保険に加入します。
妻も子供達が小学校に入学したのを機に、月8万円程度のパートを始めます。
子供達はそれぞれ大学に行き長男は、男性が53歳の時に卒業、独立、その2年後55歳の時に長女も無事大学を卒業します。
その後は、夫婦2人の生活になりましたが、親の介護や、住宅の修繕費などがかかるため自身の給与や、妻のパート代などはできるだけ貯金をしておく事にします。
65歳の定年まで働く事にしています。
これが、この男性の大まかな人生設計となります。

【将来設計シートに記入】
上記の将来設計を、実際にわかりやすいようにシートに記入していきます。
人生設計シートは、エクセルのソフトで簡単に作れます。30年程度の物を作る事をお勧めします。
縦軸は、家族全員の名前を記入し、横軸には年齢を記入していきます。
次に、人生の3大イベントや家族のイベント(子供の入学、卒業、独立など)を書き込みましょう。子供を私立の小学、中学に入れる場合なども教育費がかかりますので、書き込んでおきましょう。

【まとめ】
将来設計を明確にすることで、今すべきことがわかり、時間を有効に使えるようになります。
また、目標や夢がある事で今をより生き生きと過ごす事が出来るのです。

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