終身個人年金保険とはどんなもの?メリットとデメリット

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年金受給への不安や、老後の生活を考え個人年金に加入する人は増加傾向にあります。
個人年金保険にはいくつかのタイプがありますが、保障が一生涯続く終身個人年金保険は年金が一生貰えるという安心感があります。しかし、一方でデメリットもあります。
終身個人年金保険のメリット、デメリットについてみてみましょう。

【終身個人年金保険とは】
個人年金保険は、老後の生活の備えという目的で加入しますが加入時に決めた年齢から契約した年金額を受け取ります。受取期間は、死亡するまでの一生涯のものと、一定期間のみ受け取るものがあります。
保障期間が一生涯続く終身保険は契約者が生きている限り何歳でも年金が受け取れるという大きな魅力があります。
また保険金を一定期間受け取るものを確定年金と言い、本人の生死に関係なく一定期間年金を受け取る事ができます。

【終身個人年金保険のメリット】
では、終身個人年金保険のメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
先にも述べましたが、終身保険の場合保障が一生涯続くという安心感が最も大きなメリットと言えるでしょう。
特に、長生きになるほど病気にかかるリスクが多くなるため契約者が生きている限り年金がもらえるというのは大きな魅力になります。
また、年金受給開始年齢の引き上げや、受給額の減額など老後への不安が多い昨今では一生涯年金がもらえるのは老後の生活への大きな備えとなります。
しかし一方でデメリットもありますので見てみましょう。

【終身個人年金保険のデメリット】
終身個人年金保険のデメリットの1つに、保障が一生涯続く事で保険料が高くなり負担が増えるという点があります。
また、終身保険は保障期間中に契約者が亡くなった場合元本割れするというリスクもあります。
保険受取額の例を見ると、終身年金の場合保障期間の10年間だけを比較すると確定年金の受取額よりも少ない事がわかります。
長寿と言われる日本でも、万が一保障期間内に死亡した場合は大幅な元本割れとなってしまう事を知っておきましょう。
終身個人年金保険への加入を検討している人は、毎月何万円もの掛金を支払い続けなければならないリスク、万が一保障期間内に死亡してしまった場合のリスクなどを考えて慎重に検討した方がよいでしょう。

【まとめ】
終身個人年金保険についておおまかには、理解できたでしょうか?保険は一生続くものですので、保障が一生涯続くという安心感はありますが、掛金を含めた様々なリスクについても慎重に考え保障内容や受取期間などを選択するようにしましょう。

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