学資保険 毎月どれくらいの費用が掛かる?

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はじめに

将来の我が子の進学に備えて学資保険への加入を考えている方もおられるのではないでしょうか。
学資保険なら口座から月々の保険料が自動的に引き落とされていくのでコツコツ貯金するのが苦手な方でも積立貯金代わりにできます。
それに契約者(親)に万が一のことがあった場合でも、以後の保険料支払いが免除され満期になればしっかりとお金が支払われる特約(払込免除特約)が付いているのが一般的なので安心ですね。
ところで、学資保険への加入を検討する際に気になることの一つが、毎月どれくらいの費用(保険料)が掛かるのかということではないでしょうか?
以下ではこの問題について考えてみることにしたいと思います。

毎月どれくらいの費用が掛かる?

冒頭でも述べたように一般的な学資保険は積立貯金的な性格を持っています。
ですので、月々の費用を考えるに当たってはまず「満期がやってきたときに受け取る額をどれくらいに設定するのか?」という点から見ていくとわかりやすくなります。
学資保険では、お金を受け取るタイミング(満期)を子どもの大学入学前に設定しておくパターンが一般的です。
これは、小学校・中学校・高校・大学とある入学場面の中でも最もまとまったお金が必要になるのが大学であるからでしょう。

で、その大学入学に掛かるお金なのですが、国公立か私立かあるいは文系か理系かによって多少の幅はありますが百数十万円から二百数十万円というのが一般的な相場です(内訳は入学金・初年度の授業料・その他の費用など)。
このお金を学資保険で賄うということになりますので、その受取額は200万円~300万円が相場となってきます。

そして、この数字を子どもが大学入学年齢になるまでの月数で割った金額が、毎月の費用(保険料)の大まかな目安ということになります。
たとえば子どもが0歳のときに加入し18歳のときに300万円を受け取ると仮定すると、

300万円÷216ケ月=13888円

で、月々の費用はおよそ14000円ほどです。
受取額を200万円に設定するなら、

200万円÷216ヶ月=9259円

で、月々1万円弱ほどの費用が掛かるということになります。

まとめ

今回は、学資保険に加入した場合に毎月どれくらいの費用(保険料)が必要になるのかという点について見てきました。
先ほどの計算を見てもわかるように、月々の費用負担は子どもさんの年齢が幼ければ幼いほど安くなります。
逆に年齢が高ければ高いほど負担は大きくなります。
また、払込免除特約の存在により学資保険には生命保険的な性質もあるので、親の年齢が高くなるほど保険料が高くなる傾向もあります。
このため、学資保険への加入を考えておられるのならできるだけ早めの行動をおすすめします。
特に学資保険の中でもどの商品がいいのかといったことについてはぜひ保険の専門家にご相談ください。
個々の事情やニーズも含めた的確なアドバイスが期待できます。

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