- 2020-12-28
- 学資
はじめに
我が子は大きくなったら何になるのかな?
学校ではどんな勉強がしたいのかな?
そんなことを考えていると頬が緩んでくる親御さんも少なくないのでは?
ところで、学校と言えば気になるのが学費。
高校までは無償化がかなり進んでいるとは言え、大学進学となると親の負担もまだそれなりに大きくなりがちです。
できることなら子どもが小さいうちからそのお金をどうやって工面するか考えておきたいですよね。
そんなとき選択肢に挙がってくるのが学資保険と貯金。
どっちがいいのでしょうか?
学資保険と貯金 どっちがおすすめ?
はじめに結論から言ってしまうと、学資保険のほうがおすすめです。
なぜなら、そちらのほうがメリットが多いから。
どのようなメリットがあるのかを以下で見ていきましょう。
メリットその1
銀行に預けたお金、何があってもいったん預けたら絶対に引き出さない自信はありますか?
「はい!自信があります!」
と答えられる人はほとんどいませんよね。
ついつい、困ったときに引き出して、その後お金を口座に戻せずにそのままというケースも多いのではないでしょうか。
それに、預ける以前の問題もあります。
「毎月〇万円の金額を子どもの将来ために預けておこう」
と思ったとしても、ちょっと家計の状況が厳しくなってきたらどうでしょう?
決めた通りの額ではなく預けるお金を少し減らして家計に回してしまうなんていうのもよくあるパターンですよね。
つまり、貯金の場合は自分自身と戦わなくてはいけない場合が多く、そしてその戦いには何のかんのと理由を付けて負けてしまいがちです。
結果的に目標としていた額には届かない、などという悲劇もかなりの確率で起こってしまうのです。
その点、学資保険ならばよほどのことがない限りは大丈夫。
引き落とし方式にしておけば、半ば強制的に子どものためのお金を毎月確実に貯めていくことが可能です。
そして、中途で解約すると、ほとんどの場合損をしますので途中で止めるという事態も起こりにくいでしょう。
さらに、貯金の利息にあたる割合(返戻率)も銀行に預けるよりは一般的に高いのも魅力です。
メリットその2
子どもが大きくなる前に、もしあなたの身に万が一のことが起こればどうなるでしょうか?
子どものためにお金を貯め続けていくのは難しくなりますよね。
しかし、学資保険ならこの点でも安心です。
このようなことが起こってしまった場合、通常その後の保険料は支払う必要がありません。
一方で、決められた期日がやってくれば契約通りのお金を受け取ることが可能です。
つまり、あなたに万が一のことがあったとしても、お子さんの学費はカバーされるということです。
まとめ
今回は、学資保険と貯金の比較をしましたが、ここまで見てきたようにメリットの多さで前者のほうがおすすめです。
なお、ひと口に学資保険と言ってもさまざまなタイプの商品があります。
具体的にどのような商品がおすすめなのかは、個々の事情によっても違ってきますので、保険のプロに相談されることをおすすめします。