貯金の代わりに学資保険

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はじめに

少子化を食い止める狙いがあるのか、近年は教育の無償化が進んできています。
これまで高校までは無償化の流れが進んできていましたが、2020年4月からは世帯の年収が条件とはなるものの大学の無償化も始まりました。
これから大きくなっていくお子さんがいらっしゃる家庭にとってはとてもありがたい話ですよね。
しかし、無償化といえどもまったくお金がかからないわけではありません。
進学を希望する大学によっては親がそれなりの負担をしてあげないといけないケースもあるはずです。
そういった将来の出費に備えてコツコツと貯金をしているお父さんやお母さんもいらっしゃることでしょう。
しかし、貯金をするくらいなら代わりに学資保険に入ったほうがお得かもしれません。

貯金の代わりに学資保険

貯金の代わりに学資保険をおすすめする理由は次の通りです。

もしものときでも安心

あまり考えたくないことかもしれませんが、お子さんが大きくなるまでの間にお父さんやお母さんにもしものことがあればどうなるでしょうか?
それ以降も同じように教育資金のための貯金を続けていくのは難しくなるかもしれませんよね。
ところが学資保険なら、多くの場合は、もしそのような事態になったときにはその後の保険料は払わなくて済みます。
その一方で、受け取りの時期になれば満額の保険金(学資金)が支払われます。
これを払込免除特約といい、このおかげでもしものことがあったとしてもお子さんの教育資金は確保することが可能となります。

簡単に引き出せない

自分の貯金を自分で引き出しても、ほとんど損はしません。
せいぜい利息が少なくなるくらいでしょう。
ですから、ちょっとお金が必要になれば自分で引き出してしまうかもしれません。
それが何回もあると、肝心なときに予定していた金額が貯まっていないということも起こり得ます。
一方、学資保険の場合は、期日が来る前に解約してしまうとほとんどの場合元本割れとなります。
そうなると、そのことが抑止力となり、ちょっとやそっとのことでは解約しようとはしませんよね。
つまり、うっかり教育資金に手を付けてしまう心配が少ないのです。
そして、このことは家計に無理が出ない範囲で保険を選ぶことの大切さも意味しています。

お金を貯めやすい

毎月自分で銀行に貯金をする場合でも、家計が少し苦しいときにはついついそのお金を使ってしまいがちですよね。
学資保険で保険料を口座引き落としにしておけば、そのような心配もありません。

最後に

ここまで見てきたように、貯金の代わりに学資保険に入ることにはいくつかのメリットが存在しています。
特に貯金で教育資金に備えることに不安を感じる方の場合は、前向きに検討してみてください。
なお、学資保険の中にもさまざまなバリエーションがありますので、商品選びについてはぜひ保険の専門家までご相談ください。

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