- 2016-9-18
- いろいろ
多くの人が保険に加入していますが収入における保険料の割合は合っていますか?あまりに保険料が多くを占めていると家計を圧迫する事にもなりかねません。収入における保険料の割合はどれくらいが妥当なのでしょうか?世帯年収別の平均などと合わせてみていきましょう。
【世帯年収別の平均額】
まず世帯年収によってどれくらいの保険料を支払っているのかみてみましょう。
・年収300万円未満 平均16.8万円
・年収300~500万円 平均19万円
・年収500~700万円 平均20.4万円
・年収700~1,000万円 平均26万円
・年収1,000万円 平均33.9万円
このように年収が多くなればなるほど支払う保険料は多くなっています。しかし収入における保険料の割合は必ずしも多いわけではありません。
【収入における保険料の割合】
収入と平均的な保険料から収入に占める割合を見てみましょう。
・年収300万円の人の年間保険料 12万円 割合4%
・年収300万円の人の年間保険料 24万円 割合8%
・年収500万円の人の年間保険料 12万円 割合2.4%
・年収500万円の人の年間保険料 24万円 割合4.8%
・年収700万円の人の年間保険料 12万円 割合1.7%
・年収700万円の人の年間保険料 24万円 割合3.4%
・年収1,000万円の人の年間保険料 12万円 割合1.2%
・年収1,000万円の人の年間保険料 24万円 割合2.4%
このように保障内容はある程度最低の基準がありますので収入が少ない人ほど収入に占める割合は大きくなる傾向があり家計を圧迫する事になります。保険は結婚や就職、子供の独立など年数が経つにつれて被保険者が求める保障も変わってきます。必要であれば保障内容を見直し必要のない物は省く事で保険料の節約にもなります。
【収入における適正な保険料】
一般的に収入に対する保険料の割合は3~10%が妥当だと言われています。上記をみてもほとんどがこの範囲内に収まっています。月収30万円の場合は毎月の保険料は1~3万円という事になります。中には収入の20%も支払っている人もいますがこれはあまりにも収入に対する割合が大きすぎる為お勧めしません。
【まとめ】
保険料は高過ぎても支払い続ける事が困難になりますし、低すぎても十分な保障が受けられず内容に不安が残る為適切ではありません。ですから保険料は自分の身の丈にあったものに加入すべきです。自分の収入における適切な保険料の割合は収入の6%程度までと考えておきましょう。平均的な保険料の支払い額を見ると1世帯あたり年額41万6千円と言われています。保険の新規契約時にはこれくらいを目安にして保険の契約をするようにしましょう。