生命保険を滞納したら?保険料が支払われないと保険が失効する

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現在、生命保険の世帯加入率は約8割と言われていますのでほとんどの世帯がなにかしらの生命保険に加入している事になります。しかし生命保険の保険料を滞納した場合にその契約は失効してしまうのを知っていますか?万が一の時に保険の給付が受けられないという事にならないようにしっかりと覚えておきましょう。

【生命保険が失効するとは】

生命保険は被保険者に万が一の事が起こった時に保険会社から給付金や保険金を受け取る事ができるというメリットがあります。この保険給付金を受け取る為には生命保険の契約者の義務として保険料の支払いがあります。これは保険料を支払う代わりに万が一の保障をしてもらうという契約ですので保険料の滞納があれば保険契約自体が失効してしまいます。保険の契約が失効すると当然保障はなくなり失効後に被保険者が入院や、死亡をした場合にも給付金や保険金は支払われません。これは今までにいくら保険料を納めていても同じです。

【失効したらどうすればいい?】

保険が失効したらもう2度と契約する事はできないのでしょうか?これは失効しても所定の手続きをすると契約を復活する事ができます。しかし、復活までに何かしらの事故があり入院や死亡をしたとしても給付金の支払い等はありませんので気を付けましょう。また復活の手続き自体もとても面倒で時間がかかる手続きになる事も覚えておきましょう。

【失効するタイミングは】

保険が失効するタイミングはいつになるのでしょうか?引き落としができなかったからすぐに失効するわけではありません。誰でも入金忘れやうっかりしていたという事はありますので、失効までには猶予期間というものがあります。具体的な時期は支払い方法によって様々ですが、最も多い月払いのケースでみてみましょう。保険料を月払いにしていた時には引き落としができなかった場合翌月の月末までが猶予期間になります。ですから、もし支払いができなくても翌月に2カ月分引き落としができれば問題ありません。しかし翌月にも引き落としがされなかった場合は、振り込み用紙などが送られてきてそれで支払ったり、保険の営業窓口まで支払いに行くケースもあります。

【まとめ】

保険料の払い込みができなかった場合すぐに保険の契約が失効するわけではありませんので、とりあえず翌月に2か月分可能なら支払いをし、もし厳しいようなら1月分だけでも支払いをしましょう。家計における保険料の割合が多くて支払いが困難な場合は一度保険料の見直しをすることも検討しなくてはいけません。特に生命保険に関しては失効した場合のリスクはかなり大きくなる事を十分理解しておきましょう。

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