申請漏れ注意!保険を申請する時の注意点

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【はじめに】
大きな病気や怪我に備えて加入する医療保険ですが、人付き合いで知り合いに勧められた保険に加入している場合などは、治療を終えた後に保険に入っていたことを思い出すかもしれません。
その場合、給付金の申請が通らないこともあるので注意が必要です。
今回は、保険金の申請をする場合の注意点をまとめます。

【保険を申請する時に気を付けたいこと】

1.必要書類の噴出
もうすぐ退院という時や、治療を終えた後に保険に加入していたことを思い出し、急いで給付金を申請する場合にありがちなのが、必要書類の紛失です。
給付の申請に必要な書類には、保険証券、請求用の書類、診断書などが必要です。

・保険証券
ネットで契約する保険の場合は、保険証券が電子化されていて紙の書類になっていない場合があります。ネット上で保険を契約するときは、ID、パスワードなどの個人情報は記録しておきましょう。
また、紛失してしまった場合は、加入している保険会社に相談してみましょう。

・請求用の書類
給付金の請求には、請求用の書類を保険会社から入手する必要があります。
電話やメール、ウェブサイトなどから、保険会社に連絡を取り、書類を請求してください。

・診断書
給付金の申請では、医師が作成した診断書が重要となります。退院後でも、時効(後述)を過ぎていない場合は担当の医師にお願いして作成してもらいましょう。
その際、保険会社から受け取っている保険約款の手術表を見せて書いてもらうと、給付金がおりやすくなります。

2.申請・受け取りのタイミング
・入院中の申請・受け取り
医療保険の給付金は、入院の途中で申請して受け取ることもできます。
また、入院が長期化する場合などは一カ月ごとに申請して受け取ることも可能です。
家族や、申請を手伝ってくれる人がいる場合は入院中に申請しておくと安心です。
また、大きな病院には医療費や退院後の生活の相談を受けてくれる「医療ソーシャルワーカー」が勤務している場合もあります。民間の保険というより公的保険が中心になりますが、他に不安に感じていることも合わせて相談してみるといいかもしれません。

・時効
退院直前や、治療終了後に給付金を申請するうえで注意したいのが、時効です。
医療保険の時効は3年となっており、入院初日か手術日から数えて3年以内なら間に合います。
入院、手術、通院などの医療関係の領収書や明細には、日付や治療内容などの重要な情報が記載されているので、日ごろから取っておくようにしましょう。

【最後に】

医療保険は「加入したらそれで終わり」というものではなく、病気や怪我をした時に発生する出費をサポートするものです。
付き合いで保険に加入した場合でも、なんとなく保険外交員に勧められて加入した場合でも、保険証券は大切に保管しておきましょう。
せっかく毎月お金を払って加入しているのですから、万一の時に活用しないと勿体ないです。
退院後や治療終了後でも、面倒がらずに保険商品ごとの注意事項などを確認して、申請してみましょう。

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