- 2019-6-6
- いろいろ
はじめに
安定した職業として人気がある公務員になりたいと考えている人はたくさんいます。
しかし公務員になることで得られるメリットだけに注目するのではなく、公務員を目指すために知っておくべき情報をきちんと把握しておくことも大事です。
今回は、将来公務員を目指している人に知ってほしい点をいくつか紹介しますので、参考にしてください。
公務員は給料が良い
将来公務員を目指す人の多くが、公務員の給料の高さに憧れています。
国家公務員行政職一種の場合、平均月収が408,996円となっており、年収619万円もらえる計算になります。地方公務員は地域によって異なるのですが、最も高い兵庫県芦屋市の地方公務員の場合、平均月収が476,963円で平均年収734,79万円となっています。
日本のサラリーマンの年収が400万円ほどですので、公務員は一般のサラリーマンよりも稼いでいるのがわかります。
安定している
長期間安定して働くことができるのも、公務員の大きなメリットです。
民間の会社とは異なり、会社都合で解雇されることはありません。よほど大きな問題を起こさなければ、定年まで働き続けることができます。
有給休暇を取りやすい
民間の会社の多くが、入社して半年経過してから10日の有給休暇を取得することができます。
それに対して公務員の場合は、採用された年から20日の有給休暇を与えられ、新しく中途採用された人であっても15日経過後に取ることができます。
国家公務員と地方公務員の違い
将来公務員を目指すのであれば、地方公務員と国家公務員の違いを把握しなければいけません。ここではそれぞれの違いを紹介します。
地方公務員
市役所や区役所で働く人や教職員、警察官などが地方公務員です。
地域に暮らす人々のために尽くすのが役割であり、採用されるためには地方公務員試験を受けて合格する必要があります。行政職と技術職で問題の内容が異なりますので、注意が必要です。試験は筆記試験と面接が行われるのですが、自治体の中には3次試験までやるところもあります。
国家公務員
国家公務員は、地域のために働く地方公務員とは違い、国全体のために働く必要があります。裁判官や自衛官などの特別職と、その他一般職に分かれています。国民が幸せになれるよう、ニーズを把握したり必要とされている政策を発見し、実行するために法令の立案をしたりします。国家公務員の採用試験は一般職と特別職に分かれています。一般職の試験は、人事院が行う試験に合格する必要があり、特別職は機関それぞれが行う採用試験に合格しなければいけません。
まとめ
将来公務員を目指す人のために、公務員になる利点や地方公務員と国家公務員の違いを紹介しました。採用されるためには試験を受けなければいけませんので、試験の準備をしっかりとしておきましょう。