医療保険での給付金請求・申請の手順について

18fcb67d3ff907b759b8f9cfc0e87202_s

【はじめに】
医療保険に加入している人にとって給付金の請求、受け取りまでの申請手続きの方法がわからなければ、ただ保険料だけを支払って損をしてしまうことになりかねません。

今回医療保険の給付金の請求方法について段階別に紹介していきたいと思います。

【5つのステップを踏むのが一般的】

保険金受取までのステップは以下の5つの段階に分けることができます。

・ケガ入院したことを保険会社に伝え、所定の申請用紙を受け取る
営業担当者や保険の窓口、コールセンターなどから繋いでもらい用紙を受け取りましょう。
この時保険証券があれば話がスムーズに進みます。

・用紙を医者に見せ診断書を作成してもらう
診断書は各社指定のものになります。診断書の作成依頼費用は自己負担で4000~5000円ほどかかります。また、書き直しがないよう医師との連携をスムーズにしておくことも大切です。

・保険会社に送付する
入院・手術金などの給付金の請求に必要な書類は「入院給付金請求書」「保険証券」「診断書」です。ただし給付金が少額の場合などには病院からの領収書などで対応してくれる保険会社もあります。必ず確認しましょう。

・書類をもとに保険会社による審査がある!?
保険会社は届いた書類、診断書などの確認をします。
関係者からの確認や事故の調査などが入る場合などには保険金の給付まで一か月ほどの期間を有することもあります。覚えておきましょう。

・保険金の給付
請求した給付金は5営業日以内に指定の口座に振り込まれます。
事実関係の確認や書類に不備があった場合などにはもう少し時間がかかることもありますが、それでも大体1週間ほどで給付金が受け取れます。
給付金の請求に関しては「簡易請求」という医師からの診断書が必要ない場合もありますが、退院後の請求に限られたり条件が付くことになります。

【まとめ】

いかがでしたか?上記紹介した内容以外に特筆すべきこととしては「給付金の請求期限は3年以内であること」また「入院中でも給付金の請求ができること」が挙げられます。
「何かしらの手違いで給付金の請求を忘れていた」という方や「長期の入院で手元にお金がない」という方は知っておいて損はありません。
また、詳しい説明は割愛しますが、「指定代理請求人」という被保険者である本人が何らかの事情で給付金を請求できない際、代わりに請求できる人を立てることも可能です。そのときには事前に保険会社に申し出るようにしましょう。参考にしてください。

関連記事

ページ上部へ戻る