医療保険の給付金請求にかかわる領収書

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【はじめに】
民間の医療保険は、公的な医療保険をカバーするものとして、病気やけがの治療を目的とした手術や入院・通院などに任意で備えることができものです。
この医療保険は、加入者の請求によって給付金が支払われますが、請求手続きやその期限があります。
そこでこの記事では、医療保険の請求に関する手続きなどをまとめてご紹介していきたいと思います。

【医療保険の請求と期限】

保険はいつ起こるかわからないけがや病気に備えておくもの。しかし、万が一のときに加入していることをうっかり忘れてしまい、請求タイミングを逃してしまうと大変です。そこでこの項では、医療保険を請求するときのタイミングについてご紹介します。
まず覚えておきたいポイントは、医療保険請求には期限(時効)があり、基本的に3年以内に請求しなくてはなりません。
請求時効となる3年を越えてしまうと請求が通らず、せっかく加入した医療保険の給付金がスムーズに支給されなくなります。

【給付金請求の手順】

では実際に医療保険の給付金を受け取るためには、どのような手続きをすればいいのでしょうか?
手続きに必要な5つのステップを見ていきましょう。
・申告
まず、手術や入院をしたときは保険担当者に連絡しましょう。
インターネットで医療保険を契約した場合は、その保険会社のホームページで契約者指名・保険証券番号・治療の状況などを連絡します。

・診断書作成と提出
保険会社によっては所定の診断書がある場合がありますので、医師に記入したのち保険会社に提出します。
「入院給付金」では、申請書に入院日数を記入して、その補填分の給付金を受け取ることができます。
「手術給付金」では、あらかじめ契約した内容の手術でなければ給付金が出ないので、担当医師に「保険約款」を見てもらい該当する手術かを確認後、診断書を作成してもらう必要があります。

・書類送付
保険会社所定の請求書類を記入し提出します。ネット保険の場合は、氏名・保険証券番号・その他必要事項を入力し、病院からの領収書の画像をアップロードします。

・給付金受け取り
保険会社での審査で、給付金支払いに適切であると判断されれば給付金がおります。

【簡易請求とは?】

前項で触れているオンラインによる手続きが「簡易請求」に当たります。以下に詳しく見ていきましょう。
「簡易請求」においては、医師の診断書は必要なく、病院からの領収書・診療明細書の画像をネット上で送ることで、請求手続きを行うことになります。
特に診療明細書は、治療内容および診療報酬点数の記載があるので、保険会社はこの内容を把握して給付金支給に適切かどうかを判断することができます。

【まとめ】

ネット社会の現在、医療保険の請求もオンライン上で簡単に行える時代となっています。せっかく加入した医療保険を無駄にすることなく、期限を守って給付金を請求し医療費の負担に利用しましょう。

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