医療保険とは? どんなときに給付金がもらえる?

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はじめに

人間、健康で元気に越したことはありませんが、絶対に病気もケガもしないなどという人はいませんよね。
毎日健康に気を配っていても病気になるときはなりますし、いくら自分で気をつけていても事故に遭ってケガをしてしまうことはあります。
つまり、誰でも病院のお世話になる可能性があるわけですが、日本は公的な医療保険制度がとても充実している国です。
治療費で多額の自己負担をしなければならないケースというのはあまりありません。
しかし、そのような状況であるにも関わらず、民間の医療保険に加入する人はたくさんいます。
今回は、その医療保険とはどのような保険なのか、どのような場合に給付金がもらえるのかといったことについて説明します。

医療保険とは?

この保険における保障のメインは、入院や手術です。
つまり、病気やケガをして各保険商品で定められた入院や手術をすると、給付金が支払われるのです。
しかし、冒頭でも述べたように、日本は公的な制度がとても充実した国です。
入院や手術をしても自分で負担しなければならないのはかかった費用のうちの限られた範囲だけですし、その限られた範囲の費用でさえ払い過ぎになった分は返還してもらえることすらあります。
ではなぜ、これだけ公的制度が充実しているのに民間の保険に入る必要があるのでしょうか?

実は、入院や手術を受けることになるとかかるお金は治療費だけではありません。
入院・手術をする際には、ふだん家庭では使わないようなものが必要になることは多々あります。
入院中、家族が付き添いやお世話のために病院へ通うことになると交通費もかかります。

また、入院中や手術後というのは身体が弱っているときです。
そのようなときに、周りの人に気を使ったりするのは大変ですよね。
しかし、4人部屋や6人部屋といった大部屋で寝泊まりするとなると、周りの人に気を使わないわけにもいきません。
そうならば、できれば個室に入りたいと考える人は少なくないでしょう。
ですが、個室に入るためには別途料金が必要になります。

そして、ここまで見てきたような費用は公的な制度ではカバーされません。
つまり、これらの出費はすべて自分で何とかしなければならないというわけです。

そこで民間の医療保険の必要性というものが生まれてくるのです。
保険会社から受け取る給付金をこれらの出費に充てれば、お金の心配をすることなくケガや病気の治療に専念できるということですね。
また、特約というオプションを付ければ、がんなどの特定の病気に備えたり、高額の費用がかかりがちな先進医療を治療法の選択肢に入れたりすることも可能になります。

最後に

民間の医療保険の中にもさまざまな種類があります。
どのようなタイプが向いているかを知るためには、専門家に相談するのが一番です。
ぜひ保険のプロに相談して自分にピッタリの医療保険を探してみてください。

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