- 2021-5-26
- 医療保険
はじめに
保険証があるとは言っても病院にかかるとお金がかかります。
入院や手術をすることになればなおさらで、治療費や入院費以外にも何かと出費がかさみがち。
身体だけでなく財布や心までも痛めることになってしまうかもしれません。
そんなダメージを和らげることができるのが民間医療保険。
「入院や手術になっても給付金がもらえるので安心!」というわけです。
ところでこの医療保険、月々の支払いを減額したい場合にはどうすればよいのでしょうか?
減額するための方法
月々の支払いを減額するためには以下のような方法が考えられます。
特約を点検
まず一つ目はこれです。
今付けているものは本当に必要でしょうか?
中にはそれほど必要度の高くないものがあるかもしれません。
それらを外せば、月々の支払額を減らすことができます。
受取額を減らす
「入院や手術をしたときにいくらかのお金を受け取ることができる」というのが医療保険のメインとなる部分。
この受取額ですが、一般的に後から増やすことは難しいものの、減らすことなら可能なケースが多いものです。
これを減らせば、支払う額のほうも減らすことができるはずです。
払込期間を延ばす
月々の支払いが特定の年齢までと決まっている保険の場合、その期間を延ばすことで一回当たりの支払額を減らすことができます。
ただし、この方法では長い目で見た場合に逆に支払額が増えてしまうケースもあるので、慎重な検討が必要です。
保険を変える
今加入しているものを解約し、別の保険に入り直すというのも場合によっては有効な手段となります。
たとえば、かなり以前に入ったものであれば、入院限度日数が比較的長めに設定されている場合もありがちです。
しかし、最近では入院の短縮化が進んでいるので、そこまで長い日数はよほどのケースでないと必要ありません。
このようなケースでは、日数の短い最近の保険に入り直すことで、月々の負担を軽くできる場合があります。
また、生涯にわたって保障が続くタイプのもの(終身型)を、特定の年齢までのタイプのもの(定期型)に入り直すのが有効な場合もあります。
ただし、現在の保険がかなり以前に入ったものである場合には注意が必要です。
なぜなら、保険料は年齢によっても違ってくるので、思ったほど安くならないケースもあるからです。
入院限度日数や保障期間が短くなったのに負担はそれほど減らないのであれば、わざわざ保険を変えるメリットはありません。
慎重に検討するようにしましょう。
最後に
契約内容を見直したり、新たな保険に入り直したりする場合は、いずれにしても専門家に相談したほうが安心です。
プロのアドバイスを参考に、あなたにピッタリの備えを講じるようにしましょう。