バイク事故で入院したら医療保険は受け取れる?

b6e360c792eba36d1f43baab4f7d4221_s

はじめに

何かと批判されることも多い日本の社会保障制度ですが、世界的に見た場合、その内容が他の国よりも大きく劣っているわけではありません。
特に医療に関しては、かなり恵まれたほうと言えるでしょう。
保険証を持って病院に行けば、治療にかかったお金のうち自分で負担するのはその一部分だけです。
とは言うものの、すべての治療を無料で受けられるわけではありません。
入院や手術を受けることになれば、出費はそれなりの額になってしまいます。
そのような出費をカバーしてくれる存在として人気が高いのが民間の医療保険。
ところでこの医療保険ですが、バイク事故で入院や手術をすることになったときにも保障はされるのでしょうか?

バイク事故でも受け取れます

バイク事故のような交通事故でケガをしたとき、保険証では治療ができないという話を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。
実は、これは誤った情報です。
保険証で治療を受けることができないのは、仕事中や勤め先への行き帰りに事故に遭った場合(この場合は労災保険が適用されます)や、飲酒運転の結果ケガをしたような重大な過失あるいは故意による場合です。
そうでなければ、保険証を使って治療を受けることができます。

では、民間の医療保険に関してはどうなのでしょうか?
民間の医療保険と言えば、病気をしたときの備えというイメージがあるかもしれません。
しかし、バイク事故のような事故のケースでも保障はされます。
単独で事故をしてしまったケースでも、別の車やバイクなどが関係する事故に巻き込まれてしまったケースでも、ケガをして入院したり手術を受けたりすれば、保険会社からお金が支払われることになっているのです。
そのため入院や手術をしたときは、その原因が事故であったとしても保険会社に連絡をして給付金を請求するようにしましょう。

ただし、保障がなされないケースもあります。
それは、保険証の場合と同じく重大な過失あるいは故意によるケース。
たとえば、お酒を飲んでからバイクを運転して事故を起こして負傷し、手術や入院することとなった場合。
あるいは、無免許でバイクを運転(無資格運転)し、事故を起こして手術や入院をすることになった場合などは、保障がなされませんので、ご注意下さい。

まとめ

今回は、医療保険に入っていれば、バイク事故でケガをして入院や手術をすることになれば保障がなされることを説明しました。
ただし、飲酒運転や無免許運転のようなケースでは保障はされません。
病気だけでなく、不慮の事故にも備えることのできる医療保険は、とても頼りになる存在です。
なお、ひと口に医療保険と言っても、その内容は商品によりさまざまです。
あなたにピッタリの医療保険を見つけるためには、ぜひ保険のプロまで相談されることをおすすめします。

関連記事

ページ上部へ戻る