満期保険付きの医療保険を勧められたという経験があるのではないでしょうか。医療保険には掛け捨て型と、貯蓄型があります。貯蓄型の保険は、満期が来たら満期金を受け取ることができるので、保険の営業マンは「お得な保険」とご紹介することが多いでしょう。そこで、今回は満期保険付きの医療保険のメリットとデメリットをご紹介します。

目次

１．満期保険付き医療保険のメリットとは

２．満期保険付き医療保険のデメリットとは

３．まとめ

１．満期保険付き医療保険のメリットとは

メリット１：支払った保険料が戻ってくる
怪我や病気に対する保障を行いながらも、満期になった場合や、一定の年齢になった場合、解約した場合などにお金が戻ってきます。

メリット２：定期預金よりも返戻率がよい
貯蓄という側面で考えると、定期預金の金利よりも返戻率が高く有利になります。また、保険料は自動的に契約者の口座から引き落とされるため、計画性の無い人や、お金をすぐに使ってしまう人などにとっては貯蓄がしやすいというメリットもあります。
更に、途中解約をした場合元本割れをするリスクなどがあるため、解約しにくいというのも継続して貯蓄をする上で重要になります。

２．満期保険付き医療保険のデメリットとは

デメリット１：保険料が高い
医療保険は長期間加入するため、保険料が高いということは加入時に契約者にとって大きな問題となります。
これは病気や怪我に対する保障と、貯蓄を併せ持っているため当然の事ですが保険を契約する上で、保険料が家計を圧迫しすぎて家計が苦しくなるというのは本末転倒です。無理のない範囲で契約をしましょう。

デメリット２：病気や怪我で保険を使うと戻ってくる満期金が減る
貯蓄型保険の満期金は、健康で満期を迎えた場合の金額ですので、途中で病気などを発症して保険を使った場合満期金が減るリスクがあります。

デメリット３：途中解約をすると元本割れ
高齢になったり、リストラをされて保険料の支払いが苦しくなり途中解約した場合返戻金が今まで払った保険料を下回るリスクがあります。

３．まとめ

今回は満期保険付きの医療保険のメリットとデメリットをご紹介しました。メリットとデメリットを見ることで判断材料にすることができるでしょう。現在のような雇用の不安定な社会では、保険契約もいつどのようになるかわかりません。将来困窮するリスクも視野に入れて保険を選ぶ事が大切でしょう。