医療保険を選ぶ時の参考にしたい!解約返戻金がある保険の特徴

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医療保険は多くの人が加入しているものですが、解約時に返戻金があるものと、ないものの違いをはっきりと理解していますか?
中には何となくという人もいるのではないかと思います。そこでおさらいを兼ねて解約返戻金がある保険の特徴とメリット、デメリットなどを見ていきますので保険選びの参考にしてください。

【解約返戻金の種類】
解約返戻金付きの医療保険といってもその種類は下記のように様々な物があります。
・払込保険料の60~70%の解約返戻金が貰える
・一時払い医療保険では返戻率が80~100%になる
・保険料払込満了後に数万円の解約返戻金がある
・解約返戻金がそのまま死亡保険になっている
・解約せずに死亡した場合解約返戻金が消滅する可能性がある
・保険料の払込が終了するまで返戻率が低くなっている
このように解約返戻金と一言でいっても保険会社や保険商品によって様々なものがありますが、一般的には契約期間が長くなるほど返戻率が上がり解約返戻金も高くなります。
ただし80歳前後から徐々に下がってきますので注意しましょう。

【解約返戻金がある保険のメリット】
では解約返戻金がある保険のメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
主なメリットは、解約した時に返戻金が受け取れる、死亡保険金がある、契約者貸付や自動振替貸付制度がある、などでしょう。
中には解約返戻金と死亡保険金が同額になっていないものもありますが、一般的には死亡時に死亡保険金が受け取れるようになっています。
契約者貸付とは解約返戻金の範囲内で保険会社から借金をすることで、返済時には一定の利子を含めた金額を返済する事になります。
自動振替貸付制度とは保険料の支払いが困難になった場合、保険会社が解約返戻金の範囲内で保険料を立て替え自動的に支払う事を言います。
これによって、保険料の支払いが出来ずに保険が失効するリスクを防ぐ事ができます。

【解約返戻金がある保険のデメリット】
解約返戻金付き保険にはこのようにメリットもありますが、デメリットもいくつかあります。
まず返戻金が付いている分毎月の保険料が高くなります。またインフレに弱い為、景気の動向によっては損をする事もあります。
さらに被保険者が死亡した時などに保険を解約しなかった場合解約返戻金が受け取れないという可能性もあります。

【まとめ】
解約返戻金付き医療保険にはそれぞれメリット、デメリットがあります。
特に保険は長期間かけていくものですので、保険料が高いという事は加入時に重視すべき点です。
今保険料の支払いに困らなくても将来の収入は誰にも予測できません。万が一のリスクも考えて余裕を持った支払いになるように保険を選ぶようにしましょう。

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