髄膜炎は、主に0歳～5歳くらいまでの子供が多く発症するウイルス性の病気です。
しかし、大人でも発症する人はいますし、治療中は医療保険に加入する事が出来ません。
発症前から、医療保険に加入していれば問題ないのですが、もし加入していなかった場合将来への不安から加入を検討する人も多いでしょう。
髄膜炎を発症した後でも、加入できる保険はあるのでしょうか？

【髄膜炎でも医療保険に入れる？】
髄膜炎などの病気を発症し、現在治療中である場合は健康な人よりも病気になったり、死亡したりするリスクが高いと考えられ一般の保険に加入できないケースがあります。
この基準は保険会社で様々で、ある保険会社では断られたのに、一方の会社では引き受けてもらえたという事もあります。
また病気の種類や、内容によって変わってくる場合もあります。まずは、色々な保険会社に連絡をして一般の保険に加入できないか相談をしてみるとよいでしょう。

【引受基準緩和型保険】
もしも、一般の医療保険に加入できない場合は「引受基準緩和型保険」という物がありますので、そちらを検討してみるのもよいかもしれません。
引受基準緩和型保険は、保険料は一般の保険より高くなりますが部位不担保などもなく、万が一に備える保険として考えた場合被保険者にとって心強いものになるのではないでしょうか。
この保険の特徴は、一般の保険よりも引き受け基準が低くなる分保険料は、1.5～2倍程度高くなります。また、告知に関しても3、4項目で済み比較的加入しやすくなっているのが特徴です。
このように引受基準緩和型保険は、病気をしていても加入しやすい保険ですが、契約後1年間は保障額が半分になるというデメリットもあります。

【リスクを軽減するために】
最悪の場合、医療保険に加入できないというケースもあるかもしれません。
このようなリスクを少しでも軽減する為に、子供の場合は小さいうちから医療保険に加入しておくのも一つに手段と言えるでしょう。特に、髄膜炎は小さい子供が発症しやすい病気ですし、これ以外にも子供によくある病気でアトピー性皮膚炎、てんかん、小児喘息などを発症してしまうと後に数年間部位不担保が付く可能性もあります。
発症前に、加入する事ができればこれらのリスクを減らす事もでき万が一に備える事ができます。
また、小さいうちに加入すると毎月の保険料は安くなり一生涯で支払う保険料総額で見ると大きな差がない事がわかります。

【まとめ】
もし、髄膜炎を発症してしまったら、治療中は一般の医療保険に加入するのは難しいかもしれません。
それでも医療保険に加入したい人は、引受基準緩和型保険などを検討するとよいでしょう。
また病気をして保険に加入できないリスクを考えると、子供が小さいうちに医療保険に加入しておく事は、リスクを軽減する為の一つの手段と言えるでしょう。