将来に備えた生命保険を選ぶコツ

2018-10-31
未来設計

【はじめに】
現在、生命保険に加入している方は約8割と言われています。生命保険は誰にでも必要なものというわけではありませんが、必要としている方が多いのも事実です。ただ、必要性や重要性について考えず、知人や家族に勧められて何となく契約してしまっている方が多いようです。営業担当に進められるままに加入し、損をしていたという経験はありませんか？
今回は、将来に備えた生命保険を選ぶコツについてお話していこうと思います。

【まず、自分に生命保険が必要か】

生命保険は、家族構成や考え方により必要性が異なりますよね。数十年と長い期間支払いをしていくものですので、しっかり検討して本当に必要なものだけ加入する事をおすすめします。生命保険に加入をする際1番大事なのは、どれくらいの保障に加入するかです。日本は社会保障制度が充実しており、生命保険以外にも遺族年金や会社からの保障などたくさんの保障を受けることができます。その保障でも足りないときに加入をするのが民間の生命保険です。よく機械的に必要額は「年収の何倍」などの計算方法が紹介されていますが、人によって受けられる保障が違うので単純な計算をしてしまうと必要額が高額になる可能性もあります。自分にどれくらいの保障が必要か、必要保障額を正しい計算して、できるだけ無駄を省きましょう。

【生命保険に加入する際、知っておくべき事は？】

生命保険を加入する際に知っておくべきことをいくつかあげてみましょう。生命保険は契約して終わりではなく、長い間続けていくものです。検討する時、そして契約した後でも知っておくべきことを記載します。

・保険で貯蓄する場合
生命保険には貯蓄性が高い商品があります。特に保険料が掛け捨てになるのが抵抗ある方は検討するといいかもしれません。こういった商品は老後の貯蓄など長い期間の積立には向いています。商品によって特徴があるので、自分のニーズにあった商品を選択しましょう。

・生命保険を正しく見直す
生命保険の保険料が負担になり見直しを考えるときに、単純に保障を下げれば保険料は下がります。しかし、それは正しい見直しとは言えません。もちろんそうなるケースもありますが、見直しをするときにやるべきことがあります。将来後悔しないためにも正しく見直しをしましょう。

・自分にあった生命保険を選ぶ
生命保険は家族構成、ニーズによって選ぶ保険は違います。よくネット等でランキングや人気があると書かれていますが、人によって必要とする保障が違います。安易に信じてしまうと誤った判断をしてしまいます。ただし、保険は無理して入るものではありません。高い保険料を払って、今の生活が苦しくなったり将来の貯蓄ができなくなったら本末転倒です。自分が必要だと思う保障をしっかり決め、正しい生命保険を選択しましょう。