将来へ向かって計画的に備えるための保険とは?

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はじめに

「前後裁断、今この一瞬を生きる」
そのように生きることができれば最高なのかもしれませんが、人間はあれこれ心配してしまうものですよね。
特に気なるのが将来のこと。
「できることなら計画的に将来の備えをしておき、少しでも安心に日々を過ごしたい」
多くの方がそう思っているのではないでしょうか。
そこで今回は「将来へ向かって計画的に備えるための保険」について考えてみることにしましょう。

どんな保険があるの?

将来へ向かって計画的に備えるための保険としては、次のようなものがあります。

終身保険

今回のテーマに沿ったものとしては、終身保険の中でも「低解約返戻金型」と呼ばれるタイプのものが当てはまります。
このタイプの商品では、一般的な終身保険よりも保険料が低く設定されています。その反面、契約開始後、保険料の払い込みが終わるまでの期間は解約に伴う返戻金が支払われなかったり、あるいは支払われるにしても額が少なく(通常は払い込んだ保険料の額を割り込むように)なっています。
そして、その期間が過ぎてからは一気に返戻金の額が上がります。
このように、貯蓄的な役割といざというときの保障としての役割を兼ね備えている保険です。

養老保険

あらかじめ定めておいた保険期間中に亡くなった場合、もしくは生存している状態で保険期間が満了した場合に、保険金(どちらのケースでも額は同じ)が支払われるタイプの商品です。
なお、途中解約した場合の返戻金は、払い込んだ保険料の額を割り込むようになっているのが普通です。

学資保険

一般的には、子どもが大学入学を迎える頃を満期として保険料を払い込んでいき、その時期がやってくると保険金が支払われます。
加入できる子どもの年齢には上限があるのが普通で「6歳まで」となっている商品が多いようです。
一方で下は0歳から加入できる商品がほとんどで、中には妊娠中から加入できる保険もあります。
また、保険料の負担は、子どもの年齢が幼ければ幼いほど少なくなる傾向にあります。
なお、学資保険では契約者(通常は親)が払込み終了前に亡くなられたり重度の障害を負われたときに、それ以降の保険料が免除される商品や、そのような特約を付加できる商品があります。
そのような商品であれば、万が一の場合でも保険料はちゃんと支払われるので、子どもの学資は確保できるので安心です。

個人年金保険

加入して一定期間保険料を払い込んでおけば、60~65歳になったときに年金のような形で保険金を受け取ることができます。
保険金(年金)が支払われる期間は、終身タイプと有期タイプがあります。
保証期間が設定されている商品の場合は、本人が亡くなった後も遺族に対して保証期間中は保険金(年金)が支払われます。
また、本人の生存・死亡に関係なくあらかじめ決められた期間、決められた金額が支払われる「確定年金」と呼ばれるタイプの商品もあります。

最後に

今回紹介した保険は貯蓄型保険と呼ばれるもので、貯蓄代わりにもなるし、いざというときやお金が必要なときにも役立ってくれるものです。
計画的に将来に備えるための保険として、加入を検討してみてはどうでしょうか。

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