あると安心!将来の設計図

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はじめに

1年後の自分、3年後の自分、そして10年後の自分を想像したことはありますか?
仮に1年後の自分は想像できたとしても、その先の将来の自分について考えてみたときに、何をしているんだろうかと不安になりませんか。
なかには「きちんと目標を持って人生を謳歌したい」と考える方もいるかと思います。
そこでおすすめなのが、「将来設計を作っておくこと」です。
今回は将来の自分についてどう考えたらいいのかを紹介していきたいと思います。

将来設計の必要性

「未来のことを考えたって何が起こるか分からないなら将来設計を立てたって意味がない」
そう思ってはいませんか?
たしかに計画通りに人生が動くわけではありません。
将来のことは誰にだって分かるはずもないのです。
しかし、だからこそ「将来設計を立てる」ということが必要になってくるのです。
未来の自分のために計画を立て、自分の人生にはどれくらいのお金が必要になるのかを考えて貯蓄していくことで、万が一何かが起こったときに未来の自分を助けることもできます。
このような将来設計を「ライフプラン」と呼びます。

なぜ今ライフプランが必要なのか。
それは日本という国が大きく変化しているからです。

その大きな変化の最たる例が、終身雇用が当たり前でなくなったことがあります。
以前までは多くの企業で終身雇用制度が採用されていましたが、現在は非正規雇用者が年々増加しています。
賃金も年功序列型で上がり続けていましたが、現在では仕事の成果によって変動するなど、会社に頼るばかりではいられなくなってしまいました。

そして、公的年金制度に対する不安の増加も要因としてあります。
少子高齢化が進み続けているため、老後は年金だけで生活することは難しいだろうと考えられているのです。
定年後の生活に不安を残さないためには、自分で生活資金を準備しておく必要があるでしょう。

このほかにも「結婚を選択しない人の増加」や、「平均寿命が年々延びている」といった理由があげられます。

ライフプランとは?

前項で何となく危機感を抱いた方もいるかと思いますが、そこでちらっと出てきた「ライフプラン」について説明していきます。

「ライフプラン」とは「人生の計画」を意味します。
生きていくうえで起こりそうな出来事、またはやりたいことなどの「ライフイベント」を書き出していき、それに対して何歳頃に、どのくらいのお金が必要になりそうかを考えていくのが「ライフプラン」です。

「結婚はしたいか、どうか」
「子どもは作りたいか、もし作るとしたら何歳くらいで、何人くらい?」
「もし子どもができたら教育費はいくらぐらい必要になりそう?」
「家は購入する?」
「ある程度歳を重ねたら、次は病気に備えたり、老後資金を貯めたい」

などなど、予想できることをいくつかリストアップして、年齢を書いた表にライフイベントを書き込んでいきます。

そのライフプランには一体いくらくらいのお金がかかりそうか、貯蓄はどのくらいしたらいいのかなど、表にすることによって想像しやすくなります。

最後に

しかし、自分でライフプランを作るのは人によってはとても大変な作業になるでしょう。
「ライフイベントはある程度決まったけれど、お金ってどれくらい必要なのか想像ができない」という方や「そもそもライフイベントが浮かばない」といった方は、専門家に相談するとよいでしょう。
漠然としたまま生きていくよりも、しっかりと計画を立てることで人生にメリハリがつき、将来への不安も軽くなるでしょう。

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