将来生き残っていくために必要なスキルとは?

22080860_s

はじめに

現代はまさしく激動の時代です。
特にこの1、2年はウイルスという人間の目に見えない要因によって世界が大きく変わりました。
このような激動の時代、将来も生き残っていくためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか?

人間が不必要な時代

現在、社会において非常に重要視されているもの、それは「採算性」ではないでしょうか。
官民問わず採算性の見込めない事業に資金は投入されません。
民間企業の場合、採算性が悪化すれば首脳陣は厳しい批判にさらされ、辞任へ追い込まれるという光景も当たり前のように起こっています。
また、公的事業と言えども、赤字を出そうものなら責任の所在が厳しく追及される時代です。

このような状況において何よりも求められるのは低コストや効率性といった事柄でしょう。
では、経済活動を行っていくうえで最もコストのかかるもの、最も非効率なものとは何か?
それは人間ではないでしょうか。
大部分の事業において人件費の縮小というのは非常に大きなテーマです。
この部分を「改善」できれば、採算性は大きく向上するからです。

そこに登場したのが最近のブームとも言えるAI技術。
近い将来、人間がやっている仕事の多くはAIに取って代わられると予想されています。
市場が求める低コストや効率性というテーマは、AIの進歩によって大幅な改善が見込まれることでしょう。
そうなると当然のことながら人間の役割はかなり少なくなります。
つまり、これからは「人間が不必要な時代」がやってきてしまうのです。

人間が不必要な時代に求められるスキルとは?

では、人間が不必要な時代を生き抜いていくために必要なスキルとは何でしょうか?
それは変化に対応・順応できる力ではないでしょうか。
現代は激動の時代です。
将来的にもその傾向は続くでしょう。
つまり、この先も大きな変化が短い間隔で起こっていくことが予想されるということです。
ただでさえ人間は不必要な時代になっていくのですから、その中で変化に対応できないとなると淘汰されてしまう可能性がかなり高くなります。
一方、変化に上手に対応できる人物は、どのような状況でも重用されることでしょう。
したがって、将来生き残っていくためには、変化に対応できるスキルが何よりも重要になるはずです。

そのために必要な能力としては、学習する力、現状にしがみつかず挑戦できる力、コミュニケーションできる力、創造する力などが考えられます。
ただし、こういった力は一朝一夕に身に付くようなものではありません。
また、知識だけを覚えたり何らかの資格を取ったりしただけで獲得できるようなものでもありません。
日ごろから自分の頭と体を使って意識的に実践を積み重ねていくことが大切になってくると言えるでしょう。

最後に

将来生き残っていくために最も必要なスキル、それは変化に対応・順応できる能力と考えられます。
そして、変化を恐れず挑戦していくためには、足元をしっかりと固めておくことも大切です。
もしものときの備えにも、しっかりと気を配るようにしましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る