自分の年金の納付状況を知るには?ねんきんネットを活用

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日本では、20歳を過ぎれば全ての人が国民年金に加入することが義務付けられています。
しかし途中で、年金が支払えずに免除や猶予制度を利用した人などは自身の年金納付状況について詳しくわからないという人もいるのではないでしょうか?
このような場合に自身の年金納付状況を簡単に知ることができるのが「ねんきんネット」です。
ねんきんネットについて詳しくみてみましょう。

【ねんきんネット】
老後の生活の基本となる年金ですが、加入期間に応じて支給される金額が異なります。自身の年金記録をいつでも確認できるのが、「ねんきんネット」です。
ねんきんネットでは、主に下記のようなことを確認できます。
・自分の加入している年金の履歴(加入期間、加入あるいは資格損失年月など)
・国民年金保険に加入時の会社名、標準報酬月額、標準賞与額
・船員保険に加入時の船舶所有者名、標準報酬月額、標準賞与額
ねんきんネットは、24時間パソコンや、スマートフォンなどでいつでも最新の年金記録情報を確認できます。
また、自身の年金加入記録が正確かどうかを知る方法として、日本年金機構から毎年誕生月に送付される「ねんきん定期便」があります。

【ねんきんネットのメリット】
ねんきんネットは、基礎年金番号と年金定期便に記載されている17桁のアクセスキーを使って登録すればすぐにサービスを利用することができます。
ねんきんネットのメリットとして、いつでもどこでも年金記録の確認ができる他、将来貰える年金の見込み額をシミュレーションすることもでき、老後の生活設計が立てやすくなることです。年金見込み額試算では、自分の将来の働き方を設定して年金額を試算したり、様々な条件のもとで試算結果を比較することができます。
また、年金定期便の内容や、年金振込通知書などを画面上で見る事もできますので、紙資源の削減にも繋がるため環境保全にも大きく貢献しています。
さらに利用者が画面上で届書の作成、印刷ができる機能もあります。

【まとめ】
国民年金は、20歳以上の全ての人が加入する義務があります。学生などで年金の免除や、猶予申請をした場合や、結婚などで姓が変わった場合など、年金の納付状況が複雑になります。このような場合は、ねんきんネットや、年金定期便などを活用して自身の納付状況を確認することが大切です。
まだ活用していない人はぜひ、ねんきんネットを活用してみましょう。

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