ライフプランを作るときには年金生活まで考えよう

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はじめに

将来設計について考えるとき、最も効果的な方法と言えばライフプランを作成することでしょう。
その際、老後の年金生活まで考慮に入れたライフプランを作ることが大切になってきます。
詳しくは以下で説明します。

ライフプランは人生の案内地図

近年は、科学技術の進歩により将来の出来事をかなりの精度で予想できるようになりました。
気象情報などはその代表と言えるでしょう。
とは言うものの、起こることのすべてを予想できるわけではありません。
ときには誰もが予想できず、そして相当広範囲に大きな影響を及ぼすようなことが起こる場合もあります。
大地震などはその最たる例ですし、コロナウイルスの感染拡大にしてもそれが起こることを予想していた人はほとんどいなかったでしょう。
つまり、人生で何が起こるかは、完全にはわからないのです。

そこで重要になってくるのが、しっかりとした将来設計を持っておくこと、すなわちライフプランを作ることです。
これがあれば、人生のいつまでに何をすればいいのかを把握でき、具体的にどのような行動をすればいいのかも考えやすくなります。
そして、予想外のトラブルに巻き込まれた場合でも、どの方向へ自分の人生を立て直していけばいいのかがわかりやすくなります。
言ってみれば、ライフプランは人生という長い旅の案内地図のようなものです。
ライフプランがあれば、人生を自分の思うようにコントロールしやすくなります。

年金生活まで考えたライフプランを

ところで、このライフプランを作るにあたって、ぜひ押さえておきたいポイントがあります。
それは、現役引退後の年金生活まで考慮に入れたライフプランを作るということです。

現在、日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超えています。
現役を引退してからも長い老後が待っているのです。
そのような長い老後の人生を充実したものにするためには、十分なお金が必要になることは言うまでもありません。
ところが、老後が迫ってからそのことを考え始めていたのでは間に合わない可能性があります。
十分なお金を用意するには、それだけ長い時間がかかるからです。

一方、若いうちに年金生活まで考慮に入れたライフプランを作っておけば、時間的余裕を持って老後のことを考えることができます。
もし、公的年金だけで足りなさそうであれば、早めに何らかの手段を講じることが可能になります。
もちろん、そのためにはいくらかの負担が伴いますが、早めに行動を起こすことで、その負担が家計へ及ぼす影響も少なくすることができるのです。

まとめ

人生を自分の思い通りにコントロールしていくためにはしっかりとした将来設計を持っておくことが大切です。
その将来設計を考えるときに効果的なのがライフプランを作成することです。
ライフプランを作成するときのポイントは、現役引退後の年金生活まで考慮に入れることです。
こうすることで若いうちから時間をかけて最小限の負担で老後の準備をすることが可能となるからです。

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