年金はいつまで払う?支払いや給付についておさらいしよう

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国民年金はいつから支払いの義務があり、いつまで支払えばよいのか支払い期間や給付について知らない人は多いのではないでしょうか?年金は自分の将来に対する大切な備えとなるものですので、しっかりとおさらいをしておきましょう。

【国民年金の支払い開始】
国民年金の支払い義務が発生するのは、20歳になってからです。大学生でも、専門学生でも、無職、アルバイト、フリーターの人など国民年金は職業に関係なく加入が義務付けられています。
サラリーマンなどの場合は、給料から天引きされるなど自動的に引かれている為気づかない人も多いかもしれません。20歳になると、「国民年金被保険者資格取得届書」に必要事項を記入して自分が住んでいる地域の区役所、市役所、年金事務所などで手続きをしましょう。手続きが完了したら、「国民年金第1号」という扱いになります。その後、年金手帳と、国民年金保険料の納付書が送付されてきます。
但し、厚生年金・共済年金加入者やその配偶者に扶養されている第3号被保険者は新たに手続きの必要はありません。また現在学生の人で、保険料の支払いが困難な人は「学生納付特例制度」というものがありますので、市役所や年金事務所に問い合わせをしてみるとよいでしょう。

【いつまで支払う】
また、支払う期間は60歳になるまでです。これまで老齢年金を受け取るには、保険料納付期間と、免除期間などを合算して25年以上が必要でしたが、平成29年8月1日から資格期間が10年に短縮されました。
平成29年8月1日時点で、支払い期間が10年以上25年未満の方には日本年金機構から年金請求書という書類が届くようになっています。年金請求書が届いたら、忘れず年金事務所で年金を受け取る手続きをしましょう。
国民年金は65歳から貰えるようになります。65歳の誕生日がくる3カ月前に、日本年金機構から年金請求書が送られてきますので満65歳になってから、請求書と必要書類を持って年金事務所に提出します。

【まとめ】
国民年金や、厚生年金、共済年金については、支払い期間や給付される年齢などよくわからない、という方も多いのです。自身の年金について知りたい場合は日本年金機構から定期的に送られる「ねんきん定期便」などで確認したり、年金事務所、市役所の年金係などに問い合わせをするとよいでしょう。
また日本年金機構の公式サイトにも詳しく載っていますので、参考にしてみてください。

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