医療保険適用外の自由診療について

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【はじめに】
自由診療ってご存知ですか?まだ日本国内で認証されていない最先端医療や薬を使用すると自由診療といわれていて、美容関係のクリニックや眼科、歯医者さん等でも行われています。自由診療は、公的医療保険の適用外になり、全て自己負担になってしまいます。今回は「医療保険適用外の自由診療について」というテーマでお話していこうと思います。

【自由診療とは?】

自由診療とは、簡単にいうと保険適用外の診療のことで、厚生労働省が認証していない医療行為や薬を使用した場合に自由診療となります。一例として、がん治療をした場合、未認証の抗がん剤治療を行うと自由診療になります。
自由診療は医療保険が適用外となり自己負担額が大きくなります。
似たような内容で先進医療がありますが、先進医療の場合は他に保険適用できる部分がありますので、自由診療の方が負担額が大きくなります。

自由診療のメリットは、自分の体調に合わせ診療を受けられ、最先端の技術を使いながら早期に治療が完了する可能性があることです。
逆にデメリットとしては、最先端技術を使用しているため、不測の事態が起きる可能性もあるということです。そして上記にも書いたとおり自己負担額が大きいため、お金を持っている方しか受けられないという格差が出てしまいます。

【自由診療は医療費控除を受けられる治療もあります】

自由診療は公的医療保険の適用外になりますが、レーシック補正などの治療で医療費控除を利用することできます。
医療費控除とは所得税控除のひとつで、1年間に自分や家族が支払った自己負担額を申告することで、所得税や住民税の負担を軽減するものです。
医療費控除は範囲が広く、自身の申告だけではなく、家族が支払った医療費も合算して申告することもできます。
医療費控除の対象となる医療費についてですが、医師・歯科医による診断や歯科治療、治療のための医薬品購入、あんま・はり・マッサージ師による施術、骨髄移植や臓器移植等の団体へあっせんに係る患者負担金等があります。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?今回は「医療保険適用外の自由診療について」というテーマでまとめてみました。
まずは、ご自身の病気が公的医療保険の対象なのかを調べた後に自由診療を検討してみましょう。また、少しですが自由診療を対象にした保険商品を出している会社もあるようです。各公共機関や専門家に相談しながら、公的医療保険と医療費控除、民間保険を上手に活用していくことをおすすめします。

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