医療保険はなぜ必要か?

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はじめに

年齢が若くてさらに独身の方の場合、生命保険に加入している人はそれほど多くないかもしれません。
ところが、これが医療保険となると、年齢が若くても独身であっても加入している人の数は増えてきます。
20代の方でも半数近くは加入しているというデータもあるようです。
しかし、一方ではその必要性に疑問を感じている方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの記事では、医療保険がなぜ必要なのかについて考えてみることにしたいと思います。

医療保険の必要性について考えてみる

必要性に疑問を感じられる方の場合、特に若い方で多い理由は「自分は健康だから大丈夫」というものでしょう。
たしかに、可能性という面から見れば、病気になるリスクは年齢を重ねれば重ねるほど高くなっていきますが、若いうちはそれほどでもありません。
しかし、このことは「若ければ絶対に病気にならない」ということではありません。
可能性が高いか低いかという点で違いはあるものの、病気になるリスクがあるという点では老若男女問わず同じことなのです。
誰でも病気になる可能性はあるのです。
さらに、病院のお世話になるのは病気になったときだけではありません。
思わぬケガで入院・手術を受ける可能性は、誰にでもあります。
このように考えてみると、年齢が若くて健康に自信があることが、医療保険の必要性を下げる理由にはならないということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

また、別の理由として「保険証があるから大丈夫」というのもよく聞かれるパターンです。
たしかに、健康保険という制度に関して、日本はとても恵まれた国です。
外国であれば高額な費用を請求されるような治療を受けたとしても、日本では自分で負担するのは数割程度です。
その負担する数割についても、それが所得に応じて定められる一定の額をオーバーした場合には、その分が返ってくる制度もあります。
しかし、負担がまったくのゼロというわけではありません。
入院したり手術をしたりということになれば、それなりの出費は覚悟しなければなりません。
さらに、入院や手術ということになると、治療費以外にも何かと出費がかさむものです。
もちろん、こういった出費に関しては公的な保険が効きませんから、すべて自腹で何とかしなければなりません。
医療保険に入っていれば、こういった出費に備えることができます。
つまり、健康保険が使えることも、医療保険の必要性を下げる理由にはならないのです。

最後に

今回は医療保険がなぜ必要かについて考えてみました。
この保険に入っておけば、公的な制度だけではカバーしきれない部分についても備えをすることができるので安心と言えます。
ぜひ加入されることをおすすめします。

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