将来の計画をするために必要なお金のはなし

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【お金は将来設計に必要不可欠】

将来の計画をすることはお金の計画をすることとイコールかもしれません。人生でいつどれくらいの出費があるのかあらかじめ予測することは困難のように思えます。しかし、この出費を予測してお金を貯蓄にまわし、将来お金の心配をすることなく自由に過ごせるでしょう。また現在の収入をいかに貯めて、増やしていくかという目標も設定できます。そういったお金の話を今回はしましょう。

【人生によってお金の支出は異なる】

選ぶ人生によって、もちろん将来必要になるお金が変わってきます。まず、結婚するか一生独身でいるかということは本人にもわかりません。結婚した場合には結婚式や新婚旅行で200万円以上のお金が必要となることもあります。また子どもの出産にはそれほどお金がかかりませんが、育てるには教育資金が必要です。子ども1人あたり平均1000万円以上がかかると言われています。さらに結婚するかどうかに関わらず、住宅を購入するかどうかは人生の大きな選択です。例えば、4000万円のマンションを購入するなら、頭金だけで800万円が必要です。住宅があれば老後の住居費が少なく抑えられるため、貯蓄が減っても有利な場合があります。

【誰もが必要な老後資金】

そして将来いずれの場合にも必要となるのが老後の資金です。老後の資金は旅行や趣味などができる余裕を持った生活をするために夫婦で2500万円・単身では1500万円が必要とも言われます。この金額を貯金するのは大変なことです。数十年にわたって少しずつ貯めていくことが必要です。ではどのようにして、この多額の貯金をすればよいのでしょうか?貯金は銀行に預けているだけでは増えません。ある程度まとまったお金ができたら投資をすることも検討しましょう。日本人は投資に対しての恐怖心が大きく、預金しかしていないという人もいます。しかし将来、物価が上がると現在の貨幣の価値は下がり、ものの価格は上がるため同じものが買えなくなります。物価の上昇に対応するためにも投資をしていくことは有効です。株や不動産はものに当たりますので、物価上昇時に強いといえます。100万円程度お金が貯まったら、投資を初めてみるといいでしょう。投資信託では数万円からでも投資が可能です。また、NISA口座を利用すると税金が引かれません。銀行の利子には20%の税金が差し引かれますが、このNISAを利用すれば投資で儲けた配当金や売買益がそのまま利益となります。より効率的にお金を増やしていけるでしょう。もちろん、預金と異なり元本割れのリスクがありますので余剰のお金を運用して長期的に増やしていくことをおすすめします。

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