医療保険はどれくらい必要?自身の保険料は適切か確認しよう

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日本は多くの人が医療保険に加入しており、その割合は全体の8割以上にものぼります。
このように多くの人が加入している医療保険ですが、皆さん保険料について適切かどうか考えたことはありますか?
保険料の無駄を省く為にも、ぜひ自身の保険料が適切かどうか今一度確認してみましょう。

【医療保険の適切な金額】
医療保険の保険料というのは、被保険者の年齢や、契約内容、持病の有無、必要な保障などによってそれぞれ異なるため、一概に判断することはできません。
保険を考える時には私達は、下記のような流れで選択をしていくことになります。
・病気や怪我で入院等をした時の経済的負担を軽減
・どこまで医療保険で備えるか
・複数のプランで保険料を見比べ、収入とのバランスを見ながら選択
・自身に適切なプランが決定する
医療保険は入院を基本としているため、病気や怪我で入院をした場合に必要になる治療費についてみてみましょう。

【入院した場合に必要になる治療費】
入院した場合に必要になる治療費は、どんな傷病か、どの病院に入院するか、何日入院するかなどによって異なります。
全てを把握する事は困難な為、平均的な金額を見てみましょう。
入院1件あたりの診療費の平均は、53万円となっています。自己負担額が3割の場合を計算すると、患者の負担は16万円程度となります。
また、1日あたりの医療費を見てみると2万7千円となっており、平均入院日数は18.7日となっていることから入院1件あたりの金額は52万円程度となり、自己負担3割で計算すると約16万円となります。
これらの事から考えると、1入院に対する備えは平均で16万円程度かかるとイメージしておくとよいでしょう。
ただし、これらには差額のベッド代や、交通費、先進医療費などの公的医療保険の対象外となる費用については含まれていませんので、注意しましょう。

【直接必要になる費用】
入院した場合には様々な費用がかかります。実際にどのような費用がかかるのか、直接的な費用について具体的に考えてみましょう。
・治療費
・個室を希望する場合、差額のベッド代
・食事代
・電話代
・入院で必要になる衣服の着替え、パジャマの着替えなど
・病院へ移動する際の交通費、お見舞いに来る家族などの交通費
・入院中のテレビ視聴代、書籍代
などが必要になります。

【まとめ】
医療保険の適切な保険料は、生活費が個々で違うように、1人1人違います。家族構成、収入、健康状態、生活水準、病気になった場合に自身が希望する治療方法などに応じて自身に適切な金額を算出することが大切でしょう。

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