医療保険を未払いしたら保険は失効する?保険を継続する為に

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医療保険に加入している人は、全体の約8割程度となっており多くの人が保険に加入している事がわかります。
しかし、保障内容によっては保険料が高額になり毎月の支払いが出来なくなる人もいます。保険料が未払いになった場合どうなるのか、また継続して保険に加入する為の解決策なども見ていきましょう。

【保険料が未払いになったら】
今まで毎月支払っていた保険料も失業してしまったり、病気やケガによって働く事ができなくなった場合保険料の支払いが出来なくなることがあります。
このような時には、すぐに保険が失効になるわけではありません。多くの保険会社では、月払いの保険料が約2か月未払いになり、更に保険の猶予期間を過ぎてしまった場合保険が失効する事になります。
一般的な払い込み方法である、月払いの場合は元々支払う事になっている月の翌月月末までが猶予期間になります。
保険が失効すると、今まで何十年も保険料を支払っていてもその保険の効力はなくなりケガや病気で入院した場合も給付金などを受け取る事はできません。

【猶予期間を過ぎた保険】
このように、保険の猶予期間を過ぎた保険でもある方法を使うと保険料を建て替える事が出来ます。
これを「保険料の自動振替貸付制度」と言い、保険を一旦解約しその解約返戻金の範囲内で生命保険会社が保険料を立替、保険を有効に継続する方法です。
ただ、これは保険会社が保険料を立替ている事に違いありませんので、当然利息が付きます。契約者が通常通り保険料を支払う事が出来るようになった場合には、立替分と合わせて利息分も一緒に支払うようになりますので気を付けましょう。
また、もし解約返戻金の範囲内を超えるほど未納が続くと保険は失効してしまいますのでこの点についても注意が必要です。

【保険を継続する為には】
様々な理由から、保険料を支払う事が困難になった場合はまず今の保障内容について無駄なものがないかもう一度見直す事も必要でしょう。保険に加入した当時から、数年経つと家族構成や必要となる保障内容も大きく変わっているかもしれません。見直しをして保険料を節約する事ができたら、保険を失効する事もなくなりますので現在の保険を見直し保険料の節約を検討しましょう。
それでも、保険料の支払いが困難な場合はファイナンシャルプランナーなど様々な会社の保険を取り扱っている専門家に相談してみるのもよいでしょう。

【まとめ】
医療保険は保険料が高額で家計の負担にならない程度の、必要最低限のものに加入しておき、いざという時の備えとなるようにしましょう。
また、どうしても保険料の支払いが困難になった時にはファイナンシャルプランナーに相談をして個人が抱える様々な問題を考慮した最適なプランを探してもらうようにしましょう。

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