学資保険とはどんな保険?

kangoIMGL7852_TP_V

はじめに

子供が産まれたとき、気になるのは教育資金の確保ですよね。実際に子供の将来のため学資保険を活用して教育資金を準備している方も多いと思います。しかし、そもそも学資保険についてあまり知らない、検討はしているけどどのタイミングでどんな保険に入ればいいか悩んでいるという方も多いでしょう。今回は、「学資保険とはどんな保険?」というテーマで学資保険の基礎知識と加入するタイミングについてお話していこうと思います。

学資保険の基礎知識

学資保険は、教育資金準備を目的とした積立型の保険のことで、早いものでは妊娠140日目から加入できる商品もあります。契約者は保護者である親ですが、補償対象は子供です。満期は子供の年齢が基準となっています。学資保険は契約期間が長くなる保険商品が多く、加入期間が15年以上になる場合もありますので、慎重に保険選びをしていきたいですよね。
学資保険を選ぶときにポイントとなるのが「返戻率」です。返戻率とは、保険の総支払額と満期に受け取れるお金の合計の差額を数字で表したものです。返戻率が100%だった場合は総支払額と満期の受取額が同じということであり、100%以上だと総支払額よりも満期の受取額が多いということになるのです。
「べつに保険に加入するよりは定期預金で十分では?」という意見もありますが、学資保険には教育資金準備以外の魅力があります。ほとんどの学資保険商品についている「支払い免除特約」は、保護者が事故や病気によって障害を負った時や死亡など万が一のことがあった時に保険料の支払い免除と契約通り満期金を受け取ることができる特約です。

学資保険はどのタイミングで加入したらいい?

では、実際に学資保険に入るとしたらどのタイミングで加入するのがベストなのでしょうか?
先にも書きましたが、学資保険は妊娠後、一般的に安定期に入る頃の140日目から加入できる保険があります。新生児が産まれた後でも加入できますが、育児に追われてタイミングを逃してしまう可能性がありますので、覚えておくと良いでしょう。

学資保険は子供の年齢が低いうちに加入しておくと毎月支払う保険料が低くなります。学資保険は、教育費の負担が大きくなる年齢を満期として設定し積立をしていきますので、加入時期が遅いとその分月々の保険料の負担額を増やさないと満期までに十分な教育費が受け取れないことになってしまいます。それでは保険に入った意味がないですよね。教育資金確保のために学資保険を検討しているのであれば、早めに加入しておきましょう。
また、学資保険は契約者である親の年齢が変わっても保険料は変動しません。しかし、補償対象の子供の年齢によって払戻率が変わってきます。実際の金額については保険会社や保険商品によって異なりますので、気になる保険会社や商品の見積もりを取ってみて比較・検討してみてください。

関連記事

ページ上部へ戻る