学資保険 子どもに用意すべき金額はいくら!?

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子どもが生まれたら早くから是非、備えておきたいのが学費への備えです。そこで、学資保険に加入される方は多くいます。今回は、学資保険における保険料と満期保険金についての金額について、みていきましょう。

学資保険とは

子どもの教育資金を目的にした貯蓄型の保険です。毎月の保険料から積み立てて貯蓄するだけでなく、子どもの成長に合わせた入学時や進学時に進学準備金や満期金額を受け取ることができます。

もう1つの最大の特徴は親などの契約者が万が一、亡くなった場合や高度障害になった場合、それ以降の保険料の支払いが無くなり、保障は継続されて学資金を受け取る事ができるのです。

そもそも教育費はいくらかかるのか

ここで、教育費は総額いくら必要になるかについて見ていきたいと思います。必要な資金を把握しておくことで、後の学資保険の準備・計画をするのに役立つでしょう。

通常、幼稚園から大学まで国公立に通う際には、総額は約1,000万円弱かかると言われています。これが、すべて私立の学校に通うと総額は約二倍の2,000万円以上です。国公立にしても私立にしても、教育資金は高額であり、大きな出費となるでしょう。

この高額な教育資金を確保するためには、早い段階から準備しておくことをおすすめします。

学資保険の加入時期、平均

平成28年4月~平成29年3月の大手保険会社の調査によると、保険の加入時期が最も多いのが、0歳で約54.8%です。さらに、妊娠時期に加入を合計すると約7割を占めます。このことから、多くの親が学費の積立は出生時点から行っていることがお分かり頂ける事でしょう。

保険金の受取額と月々の保険料の平均

アンケート調査によると、保険金の受取額は、100万~300万の間で設定している方が全体の約2/3という結果でした。また、その中でも151万円~200万円に設定している方が最も多く、全体の約1/4を占めた結果となっています。

次に、月々の保険料の支払い金額についてみていきましょう。最も多かったのが、月5,000円超~2万円で支払う割合が7割以上を占めているという結果でした。このうち最も人気がある保険が、月額1万円程の学資保険です。

学資の満期保険金の受取は、大学入学前から受け取れるタイプが特に人気があります。その理由は、大学の入学金を支払う時期は、入学金だけでなく、授業料を併せて支払う場合が多いためです。

2020年度の国立大学の「標準額」は、授業料が535,800円で入学金は282,000円、合わせて国公立大学の初年度の納入金は817,800円という結果でした。ちなみに私立大学の初年度納入金が一番高額なのは医学部で、7,336,299円とかなり高額です。

最後に

教育費は、子どもの希望する進路によって差は生まれますが、約1,000万円は確実に必要となってきます。その中でも大きな出費となる時期が、大学進学時期です。本人の希望をどこまで叶えてあげられるかは、両親の計画にかかっていると言えます。

学資保険は、子どもが小さいうちに加入することで、月々の保険料を抑える事もできますので、早めの加入がおすすめです。

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