学資保険のメリットとデメリットを把握しよう!

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学資保険を検討しているが、学資保険に入るとどんなメリットがあるのか、また、デメリットを把握しておきたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は、学資保険についてメリット・デメリットについてご説明します。

 

目次

1.学資保険とは

2.学資保険のメリット

3.学資保険のデメリット

4.まとめ

 

1.学資保険とは

学資保険には、お子さんの教育資金を準備する目的と医療保障を確保する役割があります。

文部科学省が平成28年度に行った「子供の学習費調査」では、幼稚園~小学校・中学校・高校・大学すべて私立に通うと1772万円かかると算出され、一方の公立に通学させると542万円かかるとされています。

そこで、契約する際にあらかじめ決めた時期に保険金を受け取ることができます。

例えば、保険金の受け取る時期を、教育資金の負担が大きくなる入学・卒業に設定することで教育資金を効率よく準備することができます。

また支給される保険金は、一般的には支払った保険料よりも、多く支給されます。学資保険には、医療保障の特約をつけることもできます。

そうすることで、子供が事故や病気などで入院や手術を行うときに前もって加入することで手厚い治療や待遇を受けることができます。

しかし、医療保障を付けることで契約を解除するときや契約終了時に支給される保険金が少なくなってしまう点には注意しましょう。

 

2.学資保険のメリット

学資保険の最大のメリットは、契約を行い決められた日に決まった金額が自動的に引き落とされることです。その結果、毎月のお金を使いすぎることなく、お子さんへの教育資金を着実に貯めることが可能になります。

そのため、この保険はお子さんが多い方や貯金が苦手な方におすすめの保険なのです。

また、その他のメリットとしては税制面についてです。支給される学資保険金は税金がかからないケースがほとんどです。なぜなら、保険金と毎月支払う保険料の差額が、控除額分50万円を超えることは稀だからです。

 

3.学資保険のデメリット

学資保険は、お子さんの教育資金を貯めるためのものなので、受け取る時期を高校卒業から大学までにすると支払っていた保険料を簡単には引きだせなくなってしまいます。

ですが、満期前にお金が必要な場合は、途中で解約することで解約返戻金を受け取ることができます。満期前で、この保険を解約すると受け取れる金額が支払った保険料よりも少なくなります。

 

4.まとめ

学資保険には、学費の準備を計画的に進められることや税金がかからないことや換金性が低いなど様々なメリット・デメリットがあります。

学資保険のメリット、デメリットを把握した上で、ご自身の状況や性格に合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

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