医療保険の見直しで内容変更すれば節約になる?!

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はじめに

突然のケガや病気での入院に備えて、民間医療保険に加入している人も多いのではないでしょうか。
しかし、3年後や5年後に生活環境が変わって医療保険を見直そうと考える機会が出てくるかもしれません。
ライフスタイルに合わせた保険の内容変更とは、どのようなことが考えられるのでしょうか。
現在医療保険の変更を考えている人もそうでない人もこの記事を読んでいただき参考にしていただければ幸いです。

どんなときに内容変更する?

では実際に保険(主に医療保険)内容の変更を考えるのはどのようなときでしょうか。
以下に挙げてみました。

ライフスタイルの変化

人のライフスタイルは年齢とともに変化していきます。
まずは親元を離れて就職するときや結婚するとき、さらに出産などで家族の数に変化があったときです。
それからマイホームを購入するかどうかでも、保険を見直すきっかけになるでしょう。
そして年月が経ち、お子さんが独立したときや、あなたや奥さんがリタイヤした後もライフスタイルは大きく変わります。
その節目で保険の加入・解約そして内容変更をする機会が増えるのです。

世帯の支出や収入の変化

これは前項のライフスタイルの変化と連動して起こることが多いのです。
たとえば「出産・育児を機に奥さんが会社を辞めてパートタイマーになったとき」「マイホームローンを組んで支出が増えたとき」「リタイヤで収入が減ったとき」などがあります。
そのほかにも予期しなかったことで世帯の支出・収入に大きな変化があったとき、保険の内容変更を考えることがあるでしょう。

法律や制度の変化・社会的変化

たとえば2018年には一定以上の所得がある人は介護保険料の負担が3割になりました。
こういった世の中の流れなどにより法律や制度そのものが変わることも保険見直しの契機となるでしょう。
さらに2020年に世界中を襲った新型コロナウイルスによる社会・経済への打撃は計り知れません。
残念ながらこのような人の力ではどうしようもない出来事が起こった場合にも、保険の内容変更に大きな影響をもたらします。

保険を更新するとき

加入している保険が「終身型保険」ではなく「定期型保険」の場合は契約期間満了の際にそのまま更新するか別の保険を考えるかなどを判断する必要があります。

保険の見直しでなぜ節約になる?

原則的にずっと同じ保険料である終身型は更新時の見直しをしなくてよいので楽ではあります。しかし、世の中の経済が大きく悪い方に傾いたときに十分な補償額が受けられない可能性があります。
それに対しライフスタイルや世の中の動きに合わせ、自分たちに合うように見直し、保険の内容を変更していけば、身の丈にあった保険料を選ぶことができるので節約しながらうまく保険を利用できるでしょう。

まとめ

一見「内容変更」というと「これで人生が大きく変わったらどうしよう」と不安になる人もいるかもしれません。
しかし保険は長い期間保険料を払っていく、あなたの人生のパートナーのようなものです。あなたのライフスタイルに合わせて変えていくことはなんら不思議なことではありません。
不安が大きいのなら、直接その保険会社の担当者に連絡して意見を聞きながら考えるとよいでしょう。
ただし更新日ギリギリになってしまうと相談できる時間も減ってしまいますので、そこは余裕をもって相談しましょう。

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