- 2021-7-7
- 医療保険
はじめに
2021年6月現在、新型コロナウイルス感染症に罹患した人の数は80万人近くにも上ります。
本当に、人間はいつ病魔に襲われてしまうかわからないものです。
そして、これは、コロナに限ったことではなく、ほかの病気やケガについても同じことと言えるでしょう。
そのような不慮の病気やケガに対する備えとして代表的な存在と言えば、やはり医療保険。
コロナウイルスの感染拡大を機に加入された方や、加入の検討を始めた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
ところでこの保険、保険料の支払いには月払いや年払いなどいくつかの方法があります。
一般的な支払方法
一般的な支払方法としては以下の5つが挙げられます。
経済性から考えれば、事前にまとめて支払うもののほうがお得です。
これは、保険会社の手間がその分少なくて済み、結果としてコストも低く抑えることができるからです。
なお、保険会社によっては5つの方法すべてに対応していない場合もあります。
月払い
一番オーソドックスな方法です。
毎月いくら、というふうに定期的に出ていく額が決まっているので、出費のペースがパターン化され家計の調整はやりやすいかもしれません。
半年払い
年に2回、およそ半年おきに支払っていくパターンです。
年払い
年に1回、およそ1年おきに支払っていくパターンです。
ある程度まとまった金額を用意する必要はありますが、一時払いほど多くはありません。
また数パーセントは安くできるのでお得感もそこそこにあることから、この支払方法を選んでいるという方も多いのではないでしょうか。
全期前納払い
契約期間中、必要な額をすべて一括で預けておくやり方です。
ただし、あくまでも「預けておく」のであって、一括で払うという形態ではありません。
保険会社は預かっておいたお金から、毎月あるいは毎年決まった額を保険料に充てていくことになります。
一時払い
こちらは、契約したときにすべての額を一括で払う方法です。
経済性の面から見れば、最もお得な方法になります。
ただし、それなりの額を一時的に用意する必要があります。
入念に計画を
まとめて支払うほうがお得であることから「月払いよりは半年払い、半年払いよりは年払い」を選びたくなるのは人の常です。
その場合、どうしてもまとまった額のお金が必要になることから、ときには貯金を崩してまで支払うというようなケースも。
しかし、そのようなことになってしまっては、生活のほかの部分にまで少なからず影響が出てしまうかもしれません。
半年払いや年払いなど、まとめて支払いをしたいという場合には、前もって入念に資金の計画を立てておき、ほかの生活にはできるだけ影響を与えないようにすることが重要と言えるでしょう。