来年から専業主婦でも加入できる!個人年金401Kで節税

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個人年金401Kとは確定拠出年金の事を言い2017年の改正によって今まで加入する事の出来なかった専業主婦の方も加入する事が出来るようになります。またこれを運用する事で節税にもなりますのでこの機会にしっかりと知識を深めておきましょう。

【確定拠出年金とは】
まず確定拠出年金とは何かというと、自分で運用先を決めて60歳以降の年金の為に掛け金を支払っていくもので個人年金とよく似ていますが下記のような点が違います。
・投資商品を選択した場合投資に対するリスクは本人が負う
・掛金については職業によって限度額が決められている
・掛金が全額所得控除になる
・運用益については非課税
・初回に手数料がかかり、その後も毎月管理手数料を引かれる
・原則60歳までしか加入出来ない
・借り入れはできない
などデメリットもいくつかありますが、最大の魅力は何と言っても全額が所得控除できる点でしょう。また投資など度違い運用益が非課税になる点も大きなメリットと言えます。

【どれくらいの節税になる?】
それでは実際に加入した場合と、加入しなかった場合に税金についてみてみましょう。
サラリーマンの場合月額の限度額は23,000円になりますのでこれを積立した場合についてみてみましょう。
年収400万円の方の場合、年間の管理手数料6千円を引いても毎月3,100円位のプラスになります。
年収800万円で同じように試算すると管理手数料を引いても毎月6,400円程度のプラスになる事がわかります。
これらの金額内で医療保険に加入する事も出来ますのでもしこのお金を医療保険に充当した場合は実質無料で保険に加入する事が出来る為大変お得です。

【注意点】
税金面で大きな優遇のある確定拠出年金ですが下記のようにいくつか注意しておきたい点もありますので覚えておきましょう。
・運用先を自己責任で選択する為ある程度の知識が必要になる
確定給付年金は会社が運用の責任を負い運用してくれますが確定拠出年金は自己責任で行います。
・特別法人税の凍結
現在は特別法人税という制度によって課税がされませんが、もし適用されると資産時価に対して年間1.173%の税金が課税される事になります。

【まとめ】
確定拠出年金は来年から大きく改正されます。今まで運用する事が出来なかった専業主婦の方も加入する事が出来るようになり幅広い人が運用できるようになります。また税金面でも多くのメリットがありますので興味を持たれる方は多いと思います。
しかし運用に関しては自己責任になる為、投資経験のない方は今から正しい知識を身に着けてから慎重に行うようにしましょう

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