将来の悩みを解決するには?

はじめに

「人生100年時代」といわれている現在。
物価の上昇や年金問題などを踏まえ将来の健康面や経済面についても悩みを感じている方は多いのではないでしょうか。
今後、安心して暮らしていくためにはどのような備えが必要なのでしょうか?
今回は「将来の悩みを解決するには?」というテーマでお話していこうと思います。

貯蓄型保険って知っていますか?

貯蓄型保険とは、簡単にいうと本来の生命保険の機能にプラスして、解約払戻金や満期保険金が追加された保険のことをいいます。
さらに病気やケガなどで給付金を受け取れる保障にプラスして、満期を迎えたときや解約したときにお金を受け取れるため、お金の使い分けができることが特徴です。

こういった特定の条件を満たすとお金を受け取れる仕組みの保険は、終身保険の他に、年金保険・学資保険・養老保険などがあります。老後の収入面を補うことができるでしょう。
貯金が苦手な方でも、保険料として口座から自動引き落としされますので、意識しなくても貯蓄の仕組みを作ることができるのでおすすめです。

しかし、当然デメリットもあります。
貯蓄型保険は通常の保険より金額が高く設定されています。
解約払戻金が目当てで始めてしまうと、解約時期によっては支払った保険料より払戻金が下回って受け取ることになってしまうか、支払った保険金が戻って来ないという状態になってしまいます。
貯蓄型保険に入る前に事前に「本当に自分に合っているか?」「月々の支払いが可能か?」といったことを確認してから加入しましょう。

将来の備えは無理なく自分サイズで

家族の形や働き方の多様化が進み、世間一般でいわれている平均的な備えよりも自分にあった備えを知りましょう。そうすることで、将来への漠然とした不安や悩みを少しでも解消することができます。
今後、自分がどんな人生を歩んでいきたいか収支を含めた将来設計をしましょう。
「自分の住んでいる地域」や「これから住みたい地域の物価や不動産価格」「月々の生活費が今後いくらかかるのか」「もし住宅の購入をするならいくらかかるのか」「もし結婚して子供が産まれた場合養育費や教育費がいくらかかるのか」などを視野に入れて見積り計算ができるとベストですね。

公的年金も問題は色々取りざたされていますが、破綻したわけではありません。
将来設計の収支の中に入れて計算しましょう。
公的年金についても人それぞれの働き方によってもらえる年金の種類や金額が変わります。具体的な将来設計をたて、現在の収支の中で無理のないように自分にあった貯蓄方法を選びましょう。

まとめ

今回は「将来の悩みを解決するには?」というテーマでまとめてみました。
将来に備えた貯蓄方法は意外に多く、企業内で任意で加入できる年金制度、国民年金基金やイデコ、貯蓄型保険と様々です。
繰り返しになりますが、将来の備えは平均額で見積もらず、自分にあった貯蓄額・貯蓄方法で行い、自分にあった制度や保険を上手に活用しましょう。

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