- 2022-7-23
- 未来設計
皆さん将来についてお考えになる事があると思います。これが、ライフプランシミュレーションというものです。例えば、あなたが就職して1年目であるとすると残りの人生は長いものと言えます。何年後に幾ら必要か?といった事を考えるのと考えないのでは、人生に対するビジョンも変わってくるでしょう。今回は、将来の自分の生活とお金についての計算も含め見ていきましょう。
人生の設計図
人生は考え方にもよりますが、やっと社会人になられた方には、それまでの人生の何倍もの時間がこれから先残されているものです。その時間をどう過ごしていくかはご自身の考えによるところが大きいと言えます。計画や目標がなければ生きにくい人生ではないでしょうか。
人は何かしら夢や希望を持つことで励みになるものではないでしょうか。目標のない人生はそれがある人と比べると少しネガティブになりがちで、充実感が味わえない生き方になってしまう恐れが出てきてしまいそうです。
将来に目標を持つことには意味があります。まず目標がある人はその目標に向かって、いきいきとした時間を持つことができます。その目標が大きければ大きいほど少しのミスや失敗でくじける事が少なくなります。
次いで、長い人生で将来やるべきことに悩むことが少なくなります。人生をかける目標を持てれば、一生をかけて取り組める終着点があるという事ですので、おのずと長期的な視点で物事をとらえる事が出来ます。
将来の夢を現実にするには
まず、現実をよく見る事が必要です。将来の夢に向かって生きていくためには夢だけではなく現実としっかり向かい合う事が最も重要な事です。漠然としたものでも必要な事はいくつかあります。
いつまでに結婚をしたいのか、マイホームは何歳の時に立てておきたいのかなど、普通に暮らしていくだけでも現実には色々と資金、端的に言えばお金が必要だという事です。通常の暮らしをするには幾ら必要なのでしょうか、少し計算をして行きましょう。
●結婚費用
勿論、その規模により大きく変動しますが平均の結婚費用は約461万円と言われています。
●出産費用
約49万円、これも病院などにより金額は変動します。
※(厚生労働省「社会保障審議会医療保険部会配布資料」より)
●住宅購入費
平均的な地理的条件で3,320万円、世帯構成や立地条件などにより大幅に変動します。
※(住宅金融支援機構「フラット35利用者調査報告」より抜粋)
軽く計算しても以上の金額が必要と言われています。勿論、生活していくにはこれ以外にも子供の教育費用・老後の生活費の為の貯蓄・介護のための費用、そして日々の生活費と決して軽いものではない事がわかると思います。
これらの資金の原資は、多くの人の場合、給料という事になります。現状を見ますと依然とは違い夫婦共働きでこの資金を得るという事が多いようです。生活様式や社会的要因の違いなどにより将来必要なお金の計算の仕方は変わってきています。
将来の年金問題も大きな社会問題として取り扱われています。将来に夢を持ち生活していくためには、お金に対する意識は以前より大きなものとなっています。若くして起業する、副業として投資などを行うといったことは良い例だと思います。
最後に
将来に夢を持てる暮らしをして行く為には、しっかりとお金の計算は必要であり重要です。夢を持てる暮らしをする為には、生活の基盤を強固なものとしつつ、より多くのお金を残すといった事にも、しっかり意識を持つことが必要ではないでしょうか。