将来必要なお金を確保するために今からできること

YOTAKAPAKU6526_TP_V

はじめに

将来について考えるとき、多くの人がお金のことを頭に浮かべるのではないでしょうか?
「老後の資金が準備できるか心配」
「将来に向けてちゃんと貯金できる自信がない」
といったようなことを思った人もいるはず。
こうした不安は誰にでもあります。
しかし、お金が必要となる将来までそれなりに時間があるのなら不安に思ってばかりではなく、今からでもできることに取り組んでみませんか?
では、何ができるか見ていきましょう。

まずは、家計簿をつけてみよう!

あなたは家計の収支を把握していますか?
もし、把握できていないのなら将来必要となるお金を確保できないと言っていいでしょう。
家計の状態が分からないまま貯金をするのは無理ですからね。
ですから、まずは家計簿をつけて収支を把握しましょう。
簡単な方法で構いません。
例えば、買物の際に受け取るレシートをファイリングし、1カ月ごとにその内容を見直すだけでも効果は十分にあるでしょう。
見直すときに、何にいくら使ったかが明確になり、浪費が多くないかチェックできます。
そして、家計の収支が把握できれば、現状での妥当なひと月の貯金額が見えてきます。
理想は収入の20%なんて言われますが、まずはできる金額から始めてみてはいかがでしょう。
ただし「レシートをファイリングすることすらできなさそう」という人もいるかもしれません。
そんな人はスマホアプリを使ってみてください。
レシートを自動で読み取って記録をつけてくれたり、銀行口座やクレジットカードと紐づけて資産管理ができたりと多彩なアプリがあります。

余裕ができたら個人年金などを

家計の収支を把握し、ある程度貯金ができるようになったら、次はお金を増やすことを考えてみましょう。
と言っても、いきなり株やFXなどを始める必要はありません。
こちらも簡単な方法で構いません。
取り組みやすい方法でいいのです。
その一つに個人年金保険があります。
年金の名の付く通り、ある一定の年齢になるまで保険料を支払えばその年齢から終身、もしくは一定期間支払った保険料よりも多い金額を年金として受け取れます。
確実に増やしたいというのであれば、利率が固定となる定額個人年金がおすすめです。
ただし、年金を受け取る年齢になったとき物価が上昇していると年金の額が目減りするといった側面があります。
逆にそれなりに増やしたいのであれば、元本割れするリスクが伴いますが利率を変動させて運用する変額個人年金という選択もあります。
その他にも、リスクを抑えてお金を増やす方法としては確定拠出年金や投資信託などもあります。
一度、一通り調べてみて自身に合った方法を検討してみてもいいでしょう。

まとめ

将来必要となるお金を確実に確保するためには、家計の収支を把握することが必須と言えます。
それができたうえでバリバリ働けるうちから貯金をするのがベストでしょう。
そして、余裕ができたら個人年金や確定拠出年金などを利用して少しでもお金が増える方法にチャレンジするべきかと思います。
もちろん、いきなりチャレンジするのは無謀と言えるので、まずは家計を見直すところから始めてみましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る