30年後わたしのもらえる年金は?

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はじめに

病気や社会不安の中で「将来はどうなるんだろう?」って考えることはありませんか?
銀行の口座なら、残高確認をすれば現在の預金の状況がわかります。
しかし、国民年金やそれに上乗せした厚生年金は、将来の受給額をどうやって知ればいいでしょうか。
この記事では、30年年後にもらえる年金受給額の確認方法について、さまざまな視点から見ていきたいと思います。

おおよそのもらえる額は?

国民年金は第1号被保険者(個人事業主、パート・アルバイト、学生など)と、第2号被保険者(企業や団体に勤務している人」、そして第3号被保険者(第2号被保険者の扶養家族)に分かれます。
基本的に、第1号・第3号被保険者は国民年金のみに加入しています。そして65歳以上で受け取れる年金は、年金の基礎部分(老齢基礎年金)となります。
保険支払満期となる40年間国民年金保険料をしっかりと支払った場合、65歳から受け取れる年金額は年間で780,100円(2019年現在の国の試算)となります。
年金を支払えなかった期間(たとえば30年間のみなど)がある場合は、その分もらえる金額が減ってしまうというシビアな現実があります。

さらにサラリーマンなどの第2号被保険者は、基礎年金に上乗せして厚生年金を支払っているため、以下の計算式で概算を求めることができます。

平均の月収×国民年金法で定義された乗率×加入期間=厚生年金受給額

このように自分で計算することも可能ですが、「ねんきんネット」では、さらに簡単に年金受給額を試算できます。次の項でくわしく見ていきましょう。

年金見込試算のシミュレーションとは?

さてみなさんは、ねんきんネットというホームページを見たことはありますか?
サイトにあるいろいろなカテゴリーの中に、「年金見込み額試算」というページがあります。
ここでは2つの試算方法があります。
ひとつは60歳まで現在加入中の年金を払い続けたとして将来もらえる年金額を割り出す方法です。
もうひとつは希望条件、たとえば30年間現在の年金を払い続けた場合などの条件を設定して試算していく方法です。

少子高齢化がすすむ中、経済状況はどんどん変化していきますが、このシミュレーションを目安としてとらえておくと、将来への備えも考えやすいですよね?

50歳以上ならさらに簡単な確認が

ご自宅に国民年金機構から毎年送られてくる「ねんきん定期便」
ここにも重要な情報がつまっています。
特に50歳以上の方に「ねんきん定期便」には、【老齢年金の種類と見込額(年額)】という項目があります。
これは65歳以上で受給できる1年間の老齢年金見込額が記載されています。もしあなたが20から50歳までの30年間公的年金に加入していれば、その時点での将来もらえる年金見込み額を書面で確認できるのです。ぜひチェックしてみてください。

まとめ

今回は、現在それぞれの立場で加入している国民年金の将来もらえる年金額の確認について見てきました。
さらにゆとりある暮らしを求めるあなた。任意で加入できる個人年金や貯蓄型保険など保険に関するご相談は、CSネットワークへぜひお問い合わせください!

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