年金を受給するためには資格が必要!?

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あなたは年金を受給するためには資格期間を満たしている必要があることはご存知でしょうか。年金は誰でも平等に同額が振り込まれるものではありません。

今回は、年金を受給するための資格についてご紹介します。

 

目次

1.年金の受給するための資格期間とは

2.年金の受給するための資格期間の例外とは

3.年金を受給するために支払いを続けるという選択

4.まとめ

 

1.年金の受給するための資格期間とは

資格期間とは、年金をもらうために保険料を払っていた実績が必要な最低期間のことです。
国民年金の場合は120ヶ月、つまり10年間です。以前は300ヶ月(25年間)でしたが、2017年から期間が短くなったのです。
厚生年金の場合、ひと月でも保険料を払ったことがあるのなら老齢厚生年金を受け取れることになっていますが、それもこの120ヶ月という国民年金のほうの期間を満たしていることが前提になっています。
つまり、たとえ1ヶ月であっても規定の月数に足りていなければどちらのほうも1円たりとも受け取ることができないということになります。

しかし、規定の月数に足りていない場合にも例外や救済措置があります。次にご説明します。

 

2.年金の受給するための資格期間の例外とは

経済的な事情などにより届け出をせず自分の判断で年金を払っていなかった期間は資格期間の計算に含まれませんが、同じ理由でもきちんと年金機構に申請を行って免除が認められていた期間は計算に含まれます。
また合算対象期間と呼ばれる期間も計算に含まれることになっています。
(どのようなケースがこれに該当するのかについてはいくつかのパターンがありますので年金機構のホームページでご確認ください)
まずはこれらの期間がないかどうかを確認しましょう。これらの期間があって、かつそれを含めると規定の月数に足りるのであれば問題ありません。

 

3.年金を受給するために支払いを続けるという選択

60歳になった後も保険料を払うことのできる制度があります。「任意加入」です。この制度は、通常は65歳までしか利用することができませんが、資格期間が足りない場合には69歳まで利用可能です。
ただし、過去にさかのぼってこの制度を利用することはできず、加入は申し込みをしたときからとなっていますので、早めの加入をおすすめします。

 

4.まとめ

今回は、年金を受給するための資格についてご紹介しました。日々、年金を受給するために自分のできる範囲で支払いをするのが良いでしょう。

 

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