年末調整で医療保険の控除をする時に必要になる書類や手続き

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会社に勤めている人で生命保険などの医療保険に加入している人は医療保険控除をする事ができます。
医療保険控除をすると年末調整で税金の還付が受けられる為必要な書類やポイントなどについてもう一度しっかりと理解しておくようにしましょう。

【医療保険控除とは】
医療保険控除を受ける為には下記のような条件を満たす必要があります。
・医療費の支払いを事由とする保険金が給付される事
・保険金の受取人が保険料を支払っているか、配偶者、親族である事
また契約期間が5年未満の貯蓄保険や財形貯蓄や、公的医療保険である健康保険料は対象外になりますので気を付けましょう。
年末調整は給与から天引きされている所得税の過不足分を調整する役割があり控除の対象となる保険がある場合は払いすぎた税金を還付してくれるものです。
控除には様々なものがありますが医療保険は生命保険料控除の1つ介護医療保険料控除に該当します。

【必要な書類】
ではいよいよ年末調整で医療保険の控除をする際に必要な書類等を見ていきましょう。
医療保険控除を受けるには「給与所得者の保険料控除申請書兼配偶者特別控除申請書」と「保険料控除証明書」が必要になります。
保険料控除証明書は加入している保険会社から毎年秋頃になると送付されますので年末まで大事に保管しておき、年末調整の時期がきたら会社に提出しましょう。
給与所得者の保険料控除申請書兼配偶者特別控除申請書については書き方がありますので
必要事項を正しく記入して提出しましょう。

【控除を受ける際のポイント】
控除を受ける時にポイントとなるのは自分が加入している保険が新制度にあたるのか、旧制度にあたるのかを確認しておく事です。
契約が平成23年12月31日以前の契約であれば旧制度になり、それ以降の契約分は新制度になります。
また保険会社から送付される控除証明書にも旧制度、新制度の記入がありますのでそこで確認してみると良いでしょう。
新制度の保険の場合医療保険は介護医療保険料控除の対象になり上限が4万円になっています。
旧制度の場合は一般の生命保険料控除の対象になり生命保険との合算が5万円までが上限になっていますので気を付けましょう。

【まとめ】
医療保険の控除は新制度、旧制度それぞれ上限が違い控除をする分野も違ってきます。
それぞれの保険契約をよく確認して間違えないように控除額を記入しましょう。
また以前は旧制度であってもその後保険を更新をした場合は新制度になりますので気を付けましょう。

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