子供の学資貯金としていくら必要?気になる子育て世帯の貯金額

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子育て世帯にとって、同世代の子供を持つ家庭の貯金額は気になるところです。そこで、子供の学資貯金として、みんながどれくらい貯金をしているのかを知り、学資貯金の参考にしましょう。

【子育て世帯の貯蓄額】
小学6年生以下の子供がいる20~49歳の方の月々の貯蓄額は学資保険加入者と、未加入者に分けてみると下記の様になっています。

(学資保険加入者)
最も多いのが、1万円~1万5千円未満で全体の34%でした。次いで、1万5千円~2万円未満が17%、5千円~1万円未満と、2万円~2万5千円未満が同率の14%でした。

(学資保険未加入者)
一方保険に加入していない世帯では、5千円~1万円未満と、1万円~1万5千円未満が同じ23.5%を占めており、次いで5千円未満が12%、5万円以上という余裕のある家庭も10%ありました。
調査結果を見ると、学資保険という強制的に貯蓄ができるものを活用している家庭では、それ以外に1万円程度の貯蓄をしているケースが多く、保険を活用していない家庭ではその分より多くの貯蓄をしているケースが見られました。

【学資貯金として確保したい金額の目安】
子供が幼稚園から高校生までの教育費は、私立に進学した場合を除き、概ね家計から捻出する事ができるでしょう。ですから、最も教育費が掛かる大学進学時を見据え、学資貯金をしていきましょう。
大学も国公立へ進学する場合と、私立へ進学する場合、また学部や学科、自宅通学、下宿などによっても掛かる費用は全く異なります。
目安として自宅通学者の場合は、国公立に進学した場合年間の学費として約75万円程度、私立へ進学した場合約130万円程度かかります。
県外の大学に進学した場合は、これに加え引っ越し費用、家具、電化製品の購入、敷金、礼金、仕送り費などが必要になります。これらを踏まえて学資貯金の目安として、子供一人あたり500万円は準備しておきましょう。

【最もお金がかかる時期をシミュレーションして計画を立てる】
日々の生活をしながら、子育てをし、住宅ローンや車のローンを支払いながら500万円という、まとまった金額を貯めていく事はなかなか難しいものです。そこで、一番お金がかかる時期をシミュレーションしながら計画を立てていくと良いでしょう。
先ほども言いましたが、子供が独立するまでに最もお金が掛かるのが大学進学時です。また、この時期はちょうど住宅ローンの返済や、家の補修、親の介護なども重なる時期ですので家計の支出はピークを迎えます。
学資額貯を考える場合、まずは保険会社やファイナンシャルプランナーに相談して我が家の家計診断を行い、いつどれくらいの支出があるのか、収入はどう変わっていくのかなど家族で確認しておく事が大切でしょう。

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