- 2018-8-13
- 学資

【はじめに】
生命保険に加入する場合、健康である告知が必要です。では学資保険に加入する場合も健康であるという告知が必要なのでしょうか?
今回、学資保険の告知について見ていきたいと思います。
【学資保険とは】
学資保険とは、将来子供の教育資金確保のための保険です。
基本的な補償内容は、毎月決まった保険料を支払うことにより、主に祝い金や満期学資金として、契約時に決めた子供もの年齢に合わせて給付金が受け取れる仕組みです。
【学資保険の告知義務】
学資保険には、告知義務があります。
健康状態の告知義務は、被保険者(子ども)と契約者(父もしくは母等)の両者とも必要になり、健康上問題がある場合は、学資保険に加入できない場合もあります。
被保険者(子ども)の健康状態の告知義務は子供に医療保険特約を付ける場合です。
しかし、医療保険特約を付けなければ健康告知なしで学知保険に加入できる場合もあります。
契約者の健康状態の告知義務は払込免除特約が大きく関係しています。
払込免除特約とは契約者が死亡、又は保険会社が定める高度障害があった場合、それ以降の「保険料の支払いが免除」になる特約です。
また、契約者が健康でも高齢者の場合、加入できない場合もあります。なぜなら高齢になればなるほど病気になる確率も上がりますし、死亡する確率も上がるからです。
さらに、学資保険は長い期間加入しないといけないので各保険会社では一定の年齢条件を設けており、それを超える年齢の人は保険に加入する事ができません。
【告知なしで加入できる学資保険】
ここで告知なしで加入できる学資保険の一例となる商品を挙げたいと思います。
それは、「たのしみキャンバス」という商品です。
「たのしみキャンバス」という商品は、2013年12月に住友生命が発表した告知なしで加入できる学資保険商品です。
保険料の払込は子供が小学生のうちに完了し、子どもが大学に入学するときには、払込保険料の110%の金額が給付金として受け取ることができます。
しかし、告知なしで加入できるというメリットの代わりに契約者に対する補償がないというデメリットがあります。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回、学資保険の告知について見てきました。
学資保険には基本、告知義務があり健康上の問題や年齢制限によって学資保険に加入できないケースもあります。
しかし、中には告知なしで加入できる学資保険も存在します。
子どもの将来のためにも賢い選択をし、どちらの学資保険に加入した方がいいか参考にしてください。