教育費を貯める場合多くの人が思いつくのが、学資保険や定期預金ではないでしょうか？
学資保険と、定期預金について様々な点から考えどちらがお得なのかそれぞれの特徴を見ながら確認してみましょう。

【学資保険と定期預金どちらがお得？】
少しでも、お金を増やしたい、教育費を多く貯めたいと考えるなら学資保険が断然有利と言えます。
学資保険は定期預金にはない死亡保障もついている為、世帯主の万が一にも安心して教育費を貯める事が出来ます。
但し、学資保険は貯蓄型の保険になるため、途中解約をした場合には支払った保険料よりも返戻金が少なく不利になる場合があります。
学資保険と、定期保険の特徴について見ていきましょう。

【学資保険の特徴】
学資保険は、子供が産まれてから大学に進学するまでの間に保険料を払い込み、満期時には支払った保険料に金利が上乗せされる保険です。
学資保険は多くの保険会社で販売されていますが、現在は返戻率103％～112％程度となっている商品が多いようです。
返戻率の高い優良商品の方が、満期時に多くの金利が付きますので実際に保険を検討する時には、数社から見積もりを出して比較してみるとよいでしょう。
また、学資保険は保険料の払い込み中に、契約者が死亡したり、病気や障害を負った場合はそれに対する保障もついています。
契約者が死亡した場合保険料の支払い免除があるので以降の保険料は免除され、満期時には満期金を受け取る事ができます。
このように学資保険は、保障と貯蓄性を兼ね備えた保険であると言えるでしょう。

【定期預金の特徴】
定期預金は、銀行にお金を預けその金利でお金を増やす方法です。しかし、現在のような低金利の時代には10年預けてもさほどの金利はつかず大きな期待はできません。
実際に学資保険と同額を同じ期間預けても、返戻率は、102～103％程度となりお得感は学資保険程ありません。
低金利の今貯蓄性と、保障を兼ね備えた学資保険で教育費を貯める方が、メリットも多くお勧めです。

【まとめ】
学資保険と定期預金のそれぞれの特徴は理解できましたか？
多くの学資保険では、返戻率だけを見ても定期預金よりも勝る事がわかります。更に契約者の死亡時には、以降の保険料が免除され、満期金が受け取れるので大変有利だと言えます。
しかし、学資保険の途中解約は契約者にとって損になりますので、解約のリスクを減らす為に月々の保険料は無理をせず、長期間払い込める金額にしておく必要があります。