医療保険を乗り換えるときのデメリットについて

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はじめに

健康に自信があっても、人間はいつ病気やけがをしてしまうかわからないものです。
そして、病気やけがをしたときにダメージを受けるのは身体だけではありません。
経済的にもダメージを受けることになります。
いくら保険証があるからと言っても治療費の何割かは自らで負担しなければなりませんし、治療費以外の出費もあるからです。
特に入院や手術をすることになれば、なおさら経済的なダメージも大きくなることでしょう。
そのようなダメージを和らげる手段としてポピュラーな存在が民間の医療保険。
比較的若いうちから加入している人も少なくないと思います。
ところで、この医療保険を乗り換えるときにデメリットは存在するのでしょうか?

乗り換えのデメリット

人間の身体は加齢とともに変化していきます。
当然病気のリスクも高くなります。
また、治療技術や治療薬など医療を取り巻く状況も年月とともに変わっていくものです。
したがって、それをサポートする医療保険についても、その内容が自分の身体の状態やニーズ、あるいは医療を取り巻く状況にマッチしたものかどうか、一定期間ごとにチェックすることは重要と言えるでしょう。
一方で、保険を乗り換えるとなると、デメリットが存在するのも事実です。

その中でも最も可能性が高いのは毎月の支払額が増えてしまうこと。
先ほども申し上げたように、病気になるリスクは加齢とともに高くなるのがふつうです。
そして、乗り換えを考えるときというのは、当然のことながら今加入している保険を契約したときよりも年齢が高くなっているはずです。
したがって、乗り換えることによって経済的な負担が増えてしまう場合が多いと考えられるのです。
いくら現在のニーズにマッチした保険に乗り換えることができたとしても、日常の家計に大きな負担を与えてしまっては本末転倒です。
どうしても乗り換えたほうがいいという状況であっても、無理のない範囲で乗り換え後の保険を選ぶことが大切と言えるでしょう。

もし、乗り換えた場合の負担がかなり大きくなりそうであれば、今加入しているものに新たな特約を付け加えることで対応できないかどうかを考えてみるのもおすすめ。
特約を付け加える程度であれば、それほど大きな負担増にはなりにくいものです。

まとめ

状況やニーズにマッチした保険を選ぶことはとても大切です。
しかし、乗り換えのおかげで日常の生活に大きな負担を生じさせてしまっては元も子もありません。
医療保険乗り換えは、そういったデメリット面も含めて総合的に考えることが大切です。
もし、乗り換えたほうがいいのかあるいは乗り換えないほうがいいのか、自分だけで判断がつかない場合には保険のプロの意見を聞いてみるようにしましょう。

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