- 2020-5-23
- 未来設計
はじめに
コロナウイルスの流行により緊急事態宣言が出された影響で経済活動も停滞し、この先に不安を感じていることでしょう。
そうでなくても、両親の介護や住宅ローンに子どもの教育資金と将来に対する不安は数えればキリがないほどあるはずです。
では、不安を解消するためには将来に対してどんな考え方を持てばいいのでしょうか?
今回は、それを少し探ってみたいと思います。
時間を大切にし、味方につける
仕事を始めたばかりの20代のうちは様々なことに好奇心を持ったり、貪欲だったりするでしょうから多少勢いで行動するのも悪くはないです。
しかし、いろんな不安や焦りを抱き出す30代ではそれは終わりにしましょう。
そして、「時間」に目を向けるのです。
日々業務をこなすだけ、お金を稼ぐためだけに時間を使うのではなく、自分のために時間を使うように意識するのです。
自分が楽しめることは何か、求めていることは何かを考え、そのために多くの時間を使えるようにするのです。
量より質に考え方をシフトさせ、時間を大切にした行動をとることで将来への不安が少しずつ和らいでいくのではないでしょうか。
また、時間を味方につけるのも忘れないでください。
具体的に言うと、資産形成を始めるのです。
30代くらいの年齢だとそんなに若くはないと思うかもしれませんが、資産形成においてはそうではありません。
まだまだ若い方で、むしろ始め時です。
とくに小額から始められる「つみたてNISA」はうってつけです。
投資先は投資信託のみと限られていますが、1回の積立額が1000円からとしているところが多いです。
また、投資の上限額も年間40万円までとなっています。
それに運用で得られた利益も20年間は非課税なので、初心者が無理なく始められるようになっています。
おまけに、申し込みが現時点(2020年)で2037年までとなっているので焦る必要もありません。
ただし、つみたてNISAは将来を支える手段の一つに過ぎません。
これをやれば将来の不安が全てなくなるというわけではなく、このように時間を有効に活用する方法をいくつも考え、実行することで不安が少しずつ消えていくのです。
他人に惑わされない
何かを始めようと思ったときに障害となるのが他人の言葉です。
先ほどのつみたてNISAにしても元本割れするリスクはあるのですが、そこだけを捉えて良くないと言ったり、投資そのものが危険だと言ったりする人が多々います。
しかし、これらの多くは根拠がなく、イメージで発言しているのがほとんどではないでしょうか。
自身で調べ、考えた結果そうすると決めたのであれば、他人のそうした発言に惑わされないでください。
他人の根拠のない発言に従ったとしても、おそらく上手くいかなければ後悔しか残らないでしょう。自分のやりたかったことをしなかった後悔です。
将来に不安を感じるあまり全体と同じでいたい気持ちは分かります。
しかし、結局そうすることで悔いしか残らないのであるなら、自分の好きなことをすべきでしょう。
そして、それを見つけ出すことが将来の不安を解消する考え方と言えるかもしれません。