国民年金の口座引き落としいつなのか?またお得な2年前納制度とはどんな制度か?

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【はじめに】
国民年金の保険料は、20歳から60歳までの方が保険料を支払い、65歳以上の方が年金を受け取ることができる公的な年金制度です。また国民年金保険料の納付には、現金で支払う方法と、銀行口座から引き落とす方法、そしてクレジットカードで支払う方法があります。さらに国民年金には、保険料をまとめてお支払することで支払額が割引になる、お得な制度もあります。
この記事では、国民年金保険料の通常の口座引き落としと、お得な前納払いなどについてご紹介して行きたいと思います。

【国民年金保険料の支払い方法には?】

20歳になると加入する国民年金ですが、納付ができる場所と納付の様々な方法があることをご存知でしょうか?
まずは納付書で支払いができる場所ですが、全国の銀行窓口や農協(JAバンク)窓口、漁協(JFマリンバンク)窓口、各信用組合や信用金庫、そして全国のゆうちょ銀行(郵便局)やコンビニエンスストアのレジでも、支払いができます。

さらに支払い方法には、お持ちの銀行口座から引き落としできる方法と、クレジットカードで納付する方法があります。ちなみに通常の口座振替では、納付月の翌月末日(例えば1月納付であれば2月末日)引き落としとなります。また引き落とし日が休日の場合は、各金融機関の翌営業日に引き落とされることになります。

【国民年金保険料をまとめて支払うお得な制度とは?】

次に国民年金の「前納制度」について紹介します。
前納払いとは、年金保険料を前もってまとめて支払う方法で、一時的にまとまったお金がかかりますが、その分割引があります。
内容は4つで「口座振替前納」「現金払い前納」「口座振替早割」「現金・クレジットカードによる2年前納制度」があります。

【国民年金保険料の2年前納制度について】

国民年金保険料の納付制度は、私たち一人ひとりのライフスタイルに合わせて、様々な選択肢が用意されていますが、その中でも2017年4月から新たに導入された「2年前納制度」を紹介したいと思います。
この制度には、現金での支払い(納付)とクレジットカードでの支払い(納付)が利用できます。
例えば、2019年と2020年の2年分を通常の月払いで納付したとき、合計額は395,400円となります。しかし2年前納制度を利用して納付すると379,640円となり、毎月納付した場合の合計額よりも15,760円お得になります。

【まとめ】

国民年金保険料には様々なお支払い方法がありますが、半年・1年・2年とまとめて支払う前納制度もあります。国民年金の保険料をまとめて納付した場合、月々の納付に比べ納付金額が割引されるというメリットがありますので、ぜひチェックしましょう。
2年前納制度などを利用する場合は手続きが必要となりますので、詳しくはお住いの地域の年金事務所までお問い合わせください。

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